こどもの日の由来を簡単に!子供向けに伝えるには!

5月5日は端午の節句でこどもの日ですね。男の子がいる家庭では五月人形を飾ったり、柏餅やちまきを食べて、お風呂を菖蒲湯にしたりします。大人にとっても、ゴールデンウィークの連休を作る日ですから、こどもの日が休日になる恩恵を受けています(笑

さて、小さなお子さんがいて、

「こどもの日って、どんな日なの?」って聞かれたらどう答えましょうか?

また、女の子からは

「なんで男の子のお祭りだけ休みなの? ずるい!」って聞かれたらどう答えましょうか?

まずは、こどもの日とはどんな日なのかを、わかりやすく教えてあげたいですね。お子さんに教えてあげるために、こどもの日の由来を知っておきましょう! どうぞご覧ください。


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こどもの日の由来を簡単に

お子さんに簡単に伝えるにはココだけ押さえてくださいね。

今から1200年くらい前から始まった平安時代に中国から伝わった行事がこどもの日の始まりです。その頃は、天皇と貴族と呼ばれる身分の高い人達が、京都を中心に日本の政治を動かしていました。

遠い昔では、今のように病気を治すことが思うようにできなかったため、しばしば京都の街を病気が襲いました。天皇や貴族たちは、病気がはやったり、ものごとがうまくいかないのは、物の怪(お化け)のせいだと考えていました

菖蒲

中国でも同じで、お化けを寄せ付けない(邪気を払う)ためにいろんなことをしました。その一つが菖蒲(しょうぶ)の花を使ったもので、それが平安時代の日本に伝わりました。

そして今から800年くらい前に、貴族から武士(さむらい)の世の中に変わりました。さむらいは刀を持って戦いますから、武芸が大事にされるようになりました。

ここで「菖蒲(しょうぶ)」という花の名前は、「勝負」と「尚武」と同じ漢字の読みをします。少し難しいですが、「尚武」とは武芸に励んで、さむらいとして立派になることを言います。

おさむらい

さむらいの修行をするのは男ですよね? ですから、さむらいの時代に男の子の成長を祝う行事になりました。

何百年という時間が過ぎて、今から70年くらい前の1948年に休日を決める法律ができました。5月5日を「こどもの日」としてお休みに決めました

男の子の節句ですが、法律では「男女の子供の健康と成長を祝う」と決められています。だから女の子も遠慮することないんですよ!

もう少し知りたい方は、ここから下も読んでください♪

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こどもの日の食べ物

子供の日にちなんだ食べ物といえば、柏餅、ちまき、鰤(ぶり)や鰹(かつお)があります。
このうち、柏餅とちまきについてはこちらの記事をご覧ください。

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ちまきをこどもの日に食べる由来は?地域によって形が違う!

鰤は出世魚の仲間で、成長するに従って、イナダ ⇒ ワサラ ⇒ ブリと名前が変わります。これを男子の立身出世にたとえたとされます。鰹は「勝つ」に通じるとされ、こどもの健康と成長を祈願しました。

菖蒲湯の持つ意味

菖蒲を「勝負」と「尚武」に掛けることで、男の子の節句になったことは上に書きました。

こどもの日には菖蒲をお風呂に入れて、菖蒲湯にする風習もあります。これは江戸時代に始まったことなのですが、その前の時代の戦国時代には武運長久を願うものとされました。

菖蒲には強い香りがあります。この香りで邪気(物の怪)を追い払おうとしました。戦で生きるか死ぬかも邪気によって支配されていると、当時は考えたのでしょうか? また、暑い夏を丈夫に過せるとされ、初夏に菖蒲湯に浸かることで健康を祈願したそうです。

…さて、「○○を願う」と言ってしまうと、これは単なる言い伝えとかこじつけだと片付けられてしまうかもしれません。

ここで現代の見地から分析してみると、菖蒲に含まれる精油には腰痛や神経痛を和らげる効果があり、強い香りにはアロマセラピー効果があるそうです。心身のリラックス効果を期待できるらしく、菖蒲湯には昔の人の知恵と経験が詰まっていたんですね。

五月人形の意味

五月人形には男の子の健康と成長を願いました。これには武家社会が端午の節句を男の子の成長を祝う行事としたことが色濃く出ています。

五月人形

  • 武者人形 … 言うまでもなく、戦に出るさむらいですね。
  • 鎧、兜、弓 … 身を守るものと武器。子供を災いから守る。

武者人形だけでなく、元気の象徴として金太郎とか、牛若丸、弁慶をあしらった人形もあるそうです。牛若丸(源義経)は源平の戦いで功績を挙げたにもかかわらず、頼朝から謀反の疑いを掛けられ、自刃してしまったという悲劇のヒーロー。弁慶は義経の家来の一人ですね。

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まとめ

こどもの日の由来を子供に伝えるために押さえておく点をまとめました。

  • 平安時代に中国から伝わった行事が始まり
  • 菖蒲の花で邪気(お化け)を追い払う
  • 武士の時代に男の子の成長を祝う行事になった
  • 「こどもの日」は男女ともにお祝いする日

こどもの日は1000年以上の歴史が詰まったお祝いだったんですね。ゴールデンウィークの連休の一つなんて言わずに、お子さんとこどもの日について話し合ってみてはいかがでしょうか。


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