積乱雲と入道雲に違いはあるの?いつ発生する?

入道雲と海

小学校のときの夏休みの宿題に、絵日記って描きましたよね? 家族で遊びに行ったことをネタにして書くことが多いから、親に「どこかへ遊びに連れてって!」とせがんだ経験のある方も多いでしょう。

それで海水浴に行くと、太陽と海、そしてモクモクと盛り上がった入道雲を絵日記に描きましたよね。泳いでいるか砂遊び、もしくはスイカ割りをしている自分を登場させて!

夏と言えば、暑い日差し! 近年は温暖化の影響か、35℃を超える猛暑も珍しくないです。一方で、突然空が暗くなる雷雨も夏の天気といえるでしょう。

夕立や雷雨をもたらす雲というと積乱雲って、理科の時間に習った覚えはないですか? では絵日記に描いた入道雲って積乱雲とは違うのでしょうか? それとも同じものでしょうか?

その疑問にお答えすると同時に、どんなときにその雲ができるのかを記事にしました。どうぞご覧ください。


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積乱雲と入道雲は同じ?それとも違う?

積乱雲っていうと理科の教科書に出てくる名前で、入道雲っていうと子供向けに説明した名前のように思えます。

この2つの雲、違いがあるように見えますが、積乱雲と入道雲は同じものなんです!

入道とは、もともとは仏門に入ることですが、これが転じてお坊さんの頭(坊主頭)を意味するようになりました。これが、モクモクと盛り上がった積乱雲を坊主頭に見立てて、積乱雲を入道雲と呼びます

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いつ発生するのか?

積乱雲というのは、積雲が発達した雲です。積雲とは、わた雲とかひつじ雲とも呼ばれます。晴れた日に浮かぶ雲の絵を描くとき、モコモコとした形の雲を書くと思います。これが積雲です。

夏の青空

ところで、天気予報を見ていると、「大気の状態が不安定だから夕立に注意」なんてことを聞きますよね?

この「大気の状態が不安定」とは、上空に冷たい空気があり、地上には暖かい空気がある状態を指します。冷たい空気は下に降り、暖かい空気は上に登ります(上昇気流)。そして、空気を混ぜるために対流が起こります。

夏に地表の空気が暖められ、上昇気流が起こると、積雲が発達していくのですが、夕方には消えてしまいます。しかし、ここに大気の不安定な状態が重なると、積雲がどんどん発達して積乱雲(入道雲)になります

発達した積乱雲は高さが 10km にも達します。だいたい旅客機が飛ぶ高さですね。その上部は成層圏との境目にまで高くなるのですが、成層圏より上には成長しないため、発達した積乱雲の上部は天井のような扁平な形になります。これを「かなとこ雲」と言います。

どんな天気になるのか?

積乱雲と聞いて、まっさきに思い出すのが雷と激しい雨ですね。最近ではゲリラ豪雨なんて言ったりもします。たまに雹(ひょう)が降ることもあります。

さっき上で、大気の不安定な状態で積雲が発達すると積乱雲になりやすい、と書きました。大気の不安定な状態では、対流という空気の上下動が起こりやすくなります。

この雲の中で起こる対流で、氷晶が上昇と下降を繰り返すことで大きくなり、雹となって降ることがあります。

雷

また、上下に動く氷晶が互いに衝突することの摩擦で静電気が発生し、これが繰り返されることで積乱雲に電気が溜まります。この電気が地上に放電することで雷が起こります

まとめ

積乱雲と入道雲、そして発生の仕方と、どんな天気になるのかを調べました。

  • 積乱雲と入道雲は同じもの
  • 積乱雲は雷雨をもたらす。たまに雹が降る
  • 晴れた空に浮かぶモコモコした積雲が発達して積乱雲になる
  • 「大気の状態が不安定」と天気予報が言ったら天気の変化に注意

空に積乱雲を見かけて、暗くなってきたら雷雨に備えて早めに帰宅するか、雨宿りをできる場所へ移動しましょう。


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