お中元のお礼状の文例!取引先から頂いたら?場合によっては断り状も

お中元やお歳暮は個人同士のお付き合いで贈る場合もあれば、会社同士のお付き合いで贈る場合がありますよね。

のし

個人商店を営んでいたり、中小企業のオーナー社長であったりすると、取引先からたくさんのお中元を頂くことがあるかと思います。また、企業に勤めていて、管理職クラスになると、取引先からその部署の皆さんへという意味でお中元を頂くケースもあるでしょう。

個人の場合と違って、会社同士の場合は頂いたお中元をどう扱うか、会社によって異なります。

  • そのまま頂くケース
  • お断りして返すケース

いずれの場合でもキチンと対応することが要求されますよね? 記事ではそれぞれのケースに対し、どんなお礼状(お断り状)を書けばよいか、文例を示しますので、どうぞお付き合いください。


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取引先へのお礼状の例文

大まかに言って、取引先から頂いたお中元に対してどう対応するかは、中小企業と大手企業で分かれるでしょう。

中小企業の場合は、昔からの慣例として、取引先同士でお中元(贈答品)を贈り合うことがあると思います。時候の挨拶代わりに品物を贈るというわけですね。

一方、大手企業の場合は、便宜供与などとして捉えられるリスクを減らすため、お断りして返すケースが多いようです。また、「あの会社は○○を持ってきた」などと言って会社同士の比較すると、取引先いじめにもつながりかねません。

では、それぞれのケースについてお礼状(断り状)の例文を見ていきましょう。

受け取る場合はお礼状を書く

お礼状の文面の構成は個人同士の場合とあまり変わりません。相手が個人から法人に変わるだけで、ほぼ同じといえるでしょう。

差出人と宛名は、贈り側と受取側の立場によって変わります。会社同士であれば社長(代表取締役)となりますし、部署同士なら部署名と管理職の名前になるでしょう。

(※縦書きで書きます)
拝啓 盛夏の候、貴社益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたびはご丁寧にもお中元を頂戴いたしまして、誠に有難うございます。
ご厚情に重ねて感謝申し上げます。

暑さ厳しい折、皆様におかれましても何卒ご自愛ください。
略儀ながら書面をもちまして御礼申し上げます。
敬具

株式会社△△△△
代表取締役 △△ △△ (※差出人)

株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○様

受け取れない場合は断り状を書く

会社のコンプライアンス(法令遵守)などで受け取れず、開封せずにそのまま返送する場合、断り状とともに返送します。

(※縦書きで書きます)
拝啓 盛夏の候、貴社益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたびはご丁寧にもお中元をお送りくださいまして、誠に有難うございます。
しかしながら、弊社ではお取引様からのご贈答は辞退させて頂いております。何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

誠に勝手なことではございますが、お送り頂いたお品は別便にて貴社にご返送させて頂きました。悪しからずご了解頂きますようお願い申し上げます。
敬具

株式会社△△△△
代表取締役 △△ △△ (※差出人)

株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○様

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「貴社益々ご盛栄」と「お慶び」

相手が法人の場合につける挨拶文として、「貴社益々○○○のこととお慶び申し上げます」という決まった文がありますよね。この○○○について代表的な言葉を挙げてみます。

  • ご清栄 ⇒ 健康や繁栄を祝う
  • ご盛栄 ⇒ 商売がうまくいっていることを祝う
  • ご繁栄 ⇒ 勢いがよくて栄えていることを祝う
  • ご隆昌 ⇒ 勢いがよくて栄えていることを祝う
  • ご隆盛 ⇒ 勢いがよくて栄えていることを祝う
  • ご清祥 ⇒ 健康で幸せに暮らしていることを祝う (※主に個人に使う)

招き猫

例文では商売がうまくいっていることを祝う意味で、「ご盛栄」を使いました。ただし、相手の業界が医療機関や葬儀関連の場合は注意します。組織の健全性を祝う意味で「ご清栄」を使うのがよいと考えます。

また、「よろこぶ」には「喜ぶ」と「慶ぶ」の2つの字がありますが、慶事には「慶ぶ」の字を使うことが多いです。

公務員の場合は?

公務員の場合は、民間企業以上に贈答品の受け取りには厳しいでしょう。とくに許認可に関係する業界からの贈答品は、賄賂とまでは言わないまでも、便宜供与と取られるリスクを避けるために受取は禁止されているはずです。

病院でも、患者から医師への心付けという形の贈答品も辞退するところが多いと思います。今では、学校の先生もそれに似た状況ではないでしょうか…

ところが、管理人が高校生のとき、担任の先生にお中元を贈る親がいたそうです。理由は、進学指導に目をかけてもらうためだとか。まぁ、大雑把な時代だった頃の習慣(?)かもしれませんね。

まとめ

取引先からお中元を頂いたときのお礼状(断り状)の例文を紹介しました。

  • 頂くのか、返送するのか、必ず会社(組織)のルールに従う
  • 頂く場合の例文の構成は個人の場合と同じ
  • 断って返送する場合は、事情を理解してもらい、失礼のないようにする

会社のルールに従うというのが大事です。判断に迷うときはルールに照らし合わせて行動しましょう。


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