花粉症注射の副作用は?治療を受けた方がいい人はどんな場合?

毎年花粉症の時期はやってくるのですが、何年もこの病気に苦しんでいる人にとってはこの時期は恐怖ですよね。

そんな方は、最終手段として注射療法を試してみたいと思う事でしょう。

注射

私は、注射療法はあまり聞いた事は無かったのですが、簡単に出来るものなら誰でもやってみたいと考えますよね。だが……そんなに効くものなら当然副作用もあるんじゃない(-ω-)/…と疑ってしまいます。

そこで、今回は花粉症の注射療法と費用や副作用について調べてみます。


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花粉症の注射療法の効果は?

花粉症の注射療法には2種類の方法があります。

減感作療法

特定のアレルギーに対して行われる治療法です。

花粉症を完治する事が出来ます。この方法には根気と忍耐が必要なようであまり実行する人は少ないのが現状のようです。

方法としては、アレルゲンを週1回ずつ、最初は微量から注射で投与します。徐々に量を増やしていき治療効果が出始めるのは半年後で、最低でも2年以上は治療の必要があります。花粉症の時期以外でも注射を打ち続けます。

途中で何らかの理由で中断してしまうと治療効果は消失してしまいます。

こんなに努力しても、この方法で完治するのは1種類のアレルゲンに限るのです。

例えば、スギの花粉症が完治しても、他のアレルギーには反応する事になります。それゆえこの方法を実行する人は少ないという事です。

非特異的減感作療法

アレルギー反応全体に対する体質改善の治療法です。

約3~4か月の間、すべてのアレルギー症状に対しての反応を抑制(よくせい)してくれます。

注射剤は、ヒスタグロビン(一般名はヒスタミン)・金製剤・MSアンチゲン・マクロライドなどがよく使われる薬剤です。

週1回程度の頻度で3~6回行われます。(医療機関によって違いがあるようです)こちらの治療は、ある期間だけ反応を抑える為の物ですが、注射の頻度が少ないので、実行しやすいと言えます。

注射を受けるこども

この非特異的減感作療法の代表的なものがノイロトロビン注射です。これは非タンパク性の活性物質を含む注射液で、副作用はありません。

痛みを軽減する作用があり、花粉症によるくしゃみ・鼻水・鼻の違和感・眼球をはじめ全身のかゆみに効果があります。その他に湿疹・じんましんなどの各種の皮膚のかゆみにも効果があるので、原因がわからない皮膚のかゆみにも安心して使う事が出来ます。

花粉症の薬の消炎鎮痛剤や抗アレルギー剤・ビタミン剤などの注射薬と併用して使用する事が可能です。比較的体液に近いので、刺激が少なく注射を打つ時にあまり痛くありません。

しかし、このノイロトロピン注射は、効く人と効かない人の個人差があり、同じ患者でも効く時と効かない時があるので、この注射剤単独での治療は難しいようです。その為、ノイロトロビン注射は内服薬と併用して接種します。

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費用はいくらくらい?

減感作療法や非特異的減感作療法で使われる注射の費用は、保険3割負担で1回500円ぐらいのようです。

1回の費用だけを考えるとあまり高くない印象ですが、減感作療法だと一体いくらかかるのでしょう(+o+) それでいて、途中で脱落してしまったら元も子もないのでは、この方法を行う人が少ないのはうなずけます。

病院と医者

どんな副作用がある?

ヒスタミン(ヒスタグロビン)注射の場合

化学合成によらないナチュラルな注射薬ですので、健康な人がこの注射を行う分には副作用の心配はありませんが、次のような持病のある患者にはこのヒスタミン注射は行えません。

・ステロイドホルモン大量投与を受けている患者
・以前、この注射を受けてアレルギー反応が出た方
・免疫不全症・癌などの治療で免疫抑制剤を投与されている患者
・喘息患者で生命のリスクのある患者
・著しく衰弱している方
・肝障害のある患者
・溶血性や失血貧血の患者

きけん!

ステロイド注射の副作用は危険!

ちまたで噂の「筋肉注射1本で花粉症が治ります!」というものです。

あえて、効果がある欄に記載しませんでした。なぜなら、こんな1本で花粉症が治るのであれば皆これに飛びつくからです。

花粉症の患者がこの注射を打つと数えきれない副作用があります。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)注射は、体の中に入ってきた異物(花粉やウイルス・細菌など)を体の外に出そうとする人体の作用を消してしまうので、この異物が全部体内に入り込んでしまいます。そうなると異物によって色々な感染症になりやすくなるという事です。

体内で作りだそうとするホルモンが減少して生理不順・無月経・更年期障害・精子の減少や男性機能異常などや浮腫や元々内臓の疾患のある患者の臓器への副作用などなど・・・・数えられません。

ステロイド注射を1回してしまうと、中々体から抜けてはくれません。この間はずーっと副作用の心配があるという事です。

また、こんな強い薬は依存症になりうるという事です。もちろん、このステロイド注射が有効な疾患はいくらでもあります。しかし、花粉症を完治する為に使ってはいけない物です。

この注射を説明無しで薦める医者が居たら、その病院は変えた方がいいです。

注射療法を受けた方がいい人とは?

非特異的減感作療法のヒスタミン注射やノイロトロビン注射は副作用もほとんど無いので、花粉症以外の病気には無縁の人で、花粉症だけが重症という人であれば、注射療法を検討しても良いかもしれませんね。

注射療法を受けない方がいい人とは?

前述のヒスタミン注射の欄で記述したような、持病のある患者の注射療法は受けない方が良いでしょう。

どうしても、試してみたい人は、担当医に相談してください。

舌下免疫療法

この舌下免疫療法は、減感作療法と同じく2年以上の治療期間が必要ですが、注射ではなく舌の下にスギ花粉を含むエキスを垂らすものなので、注射の痛みがありません。

自宅で簡単にできる治療法ですが、今のところスギ花粉のみに有効という事と保険の適用範囲ですが、実施している医療機関が少ないという欠点があります。

花粉を徐々であるが体内に取り込むことで副作用のでる可能性はあります。

減感作療法を行ってみようと思われる方には見当の余地があるかもしれません。

まとめ

今回は、注射療法について記述しましたが、少し長くなってしまいました。最後まで見て下さった方に感謝です(#^^#)

でも、私もいい勉強が出来ました。花粉症に長く苦しんでいる方は、まずは「非特異的減感作療法」を試してみても良いのではないでしょうか。

でも、ステロイド注射は副作用が重症化するケースも多数報告されているようですので、くれぐれもこの注射はしないでほしいと願うばかりです。

私は今のところそんな根気はないので、飲み薬と目薬で頑張りますが(笑)


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