社会人になって職場に配属された最初の行事が歓迎会ですね。
歓迎会では、あなたの事をもっと知ってもらう機会でもあり、会社の組織や先輩や上司を知る機会でもあります。また、仕事の時とは違う上司や先輩の姿が見られるかもしれません。
学生気分はそろそろ抜いて、社会人としてのマナーも身に着けていかなければいけません。
歓迎会のあなたの挨拶次第で、今後の職場での人間関係に影響があるかもしれません。ここで好感度を上げる事で同じ新人との間に差をつけましょう。
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新入社員の挨拶として押さえておくポイントは?
好感をもってもらう挨拶をするには、いくつか入れておかなければいけない項目があります。
挨拶は長ければいいというものではありません。長くても3分程度にまとめる事が相手を飽きさせる事無く、自分の話に興味をもってもらえる時間です。
- 最初に名前・出身地・出身大学・専攻など
- 入社してから働いてみた感想
- 先輩や上司にお世話になっている事へのお礼
- 趣味や自分の性格や笑える癖などを入れる
- 歓迎会を開いてもらったお礼
上記のような項目を盛り込んで、うまく話をまとめる事が、仕事ができる人間と認めてもらう一歩です。
好感度をもたれる挨拶の態度とは?
初出勤の時の挨拶は少し堅苦しいものでしたが、歓迎会はお酒も入るので少し砕けた感じの挨拶になりますが、言葉遣いは丁寧に敬語で挨拶します。
お酒を勧められるままに飲んでしまって、いざ挨拶する頃にはベロンベロンに酔っぱらってしまい、何言ってるのかわからないし、ため口で挨拶してしまいました……なんて事がないように。( ;∀;)
挨拶に指名されたら、服装の乱れを直して姿勢を正してから、立って挨拶します。
体を上司の方に向けてまず一礼します。
目を泳がせてしまうと、皆の視線が一斉に自分に向いていて上がってしまう原因になります。上司に向かって話すと一点に集中しますし、アピール度はあがります。
笑顔で少しゆっくりめのテンポで話します。どうしても焦ると早口になるので、ゆっくりかなと思うぐらいが丁度いいのです。
歓迎会での先輩社員との接し方は?
歓迎会の会場には、早めに到着します。遅刻や出席拒否なんて絶対ダメです。
原則として、最初、新人は入り口近くの下座(しもざ)に座ります。
部屋の奥が上座(かみざ)になります。歓迎される身だから上座だろう!…と思って最初から上座に座ってはいけません。
上司がこちら(上座もしくはテーブルの真ん中)に座りなさいと言われたら、そちらに座らせてもらいます。結果的に上座に座らせてもらえるかもしれませんが、最初からそこに座らないのが社会人のマナーです。
先輩や上司にお酒を注いでまわりながら、挨拶をします。
乾杯の時や先輩・上司からお酒を薦められたら、「お酒飲めませんから!」でそのままグラスを置かないで、かたちだけでも口をつけるようにします。
…とは言っても、身体的にアルコールを一滴も飲めない人もいます。その時は正直に言いましょう。今では飲めない人に無理矢理飲ませるとアルコールハラスメントになり、社内で問題になることを良識のある社員であれば知っています。
飲める人でも、歓迎会で飲み過ぎはいけません。最後まで身だしなみや態度が変わらないように気を付けて下さいね。
翌日出勤したら、歓迎会を開いて頂いたお礼を忘れずに言いましょう。
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まとめ
何だか、自分の歓迎会なのに面倒くさいな!…なんて思うようでは、好感をもってもらう事なんて出来ません。社会は厳しいのです。
職場に入って次の年に新人が入るまでに、自己アピールをしておかないと次の年には早くも追い抜かれます。
歓迎会で気を抜いている場合ではありません。日頃あまり話す機会のない上司と話せる絶好のチャンスです。
ここで、好感を持ってもらう事が、今後の仕事に良い影響になるのです。皆さんのいい仕事の門出になりますように。
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