都市部ではあまり見ることはないかもしれませんが、郊外の畑や田んぼのあぜ道に青い花が咲くのを春になると見かけます。
あの花の名前、知ってましたか?
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)と言うんですよ。
犬のタマタマ袋
…という名前です(笑
なんでこんな名前がついたのでしょうか?あと花言葉についても調べてみました。
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名前の由来
日本の在来種にイヌノフグリという草がありました。実の形が犬のタマタマ袋に似ているからという理由です。
明治になって、外来種のオオイヌノフグリが渡来したのですが、花がイヌノフグリより大きいからオオイヌノフグリという名がついたそうです。
そう、花のサイズが違うから「オオイヌ」なわけで、実の形は犬のタマタマ袋には似ていません。
なんか、しっくりこないと思いませんか?
タマタマ袋に似ていたのは、在来種のイヌノフグリなのに、花が大きいからオオイヌノフグリだって!
そして、繁殖力でオオイヌノフグリの方が勝って、本家タマタマ袋のイヌノフグリは環境省によって絶滅危惧種に指定されています。
名前をつけた責任者、出てこい!
…って、オオイヌノフグリに代わって主張します(笑
別名は?
犬のタマタマ袋なんていうケッタイな名前の他に
「瑠璃唐草」(るりからぐさ)
「天人唐草」(てんにんからくさ)
「星の瞳」(ほしのひとみ)
というロマンチックな名前があります。
しかし!
もっともメジャーなのはオオイヌノフグリ…orz
花言葉は?
オオイヌノフグリの花言葉は、「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」
ますます、犬のタマタマ袋という名前と相反するような立派な花言葉。
まぁ、見方によっては、タマタマ袋は生命と関連した神聖なものと言えるかもしれませんが(^^ゞ
まとめ
春になると、空き地やあぜ道に何気なく咲いている青い花にこんな名前がついていて、その名前の由来を調べてみると面白いですね。
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コメント
牧野富太郎博士が名付けたそうです。
情報をお寄せ頂き、ありがとうございました。