喪中となる親族の範囲!例えば祖父母で同居していないケースは?

生活の知恵

喪中ハガキの例

親族が亡くなったとき、死を悼み、身を慎むためにお祝い事を避けます。このことを服喪(喪に服す)といって、古くは神社への参拝やお祝い事、特に結婚式などへの出席はしてはいけないものとされてきました。

現代ではそこまで厳しくないにせよ、新年の挨拶を遠慮し、喪中ハガキを送るのがふつうです。(もちろん、信仰する宗教により違いがあります)

この喪中ハガキって、誰が亡くなったときに送るものなのでしょうか?

調べてみましたのでご覧ください。

なお、これは管理人個人の経験や判断が含まれています。全ての人に当てはまるものではないことをご了解の上でお読みください。


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必ず喪中になるケース

喪中について国がはじめて定めたのは、明治7年(1874年)の太政官布告でした。これには、喪中となる親族の範囲と服喪期間が細かく決められていましたが、戦後に廃止されています。

現代では概ね2親等以内の親族なら喪中と考えられているようです。2親等とは自分から見て次の親族になります。

  • 父母、祖父母
  • 配偶者の父母、祖父母
  • 兄弟姉妹
  • 配偶者の兄弟姉妹
  • 子供

このうち、同居している家族そして父母は必ず喪中になると考えてよいでしょう。配偶者の父母も対象ですね。義母、義父であっても結婚した以上は自分の父母と同じですから。

また、同居していなくても自分と配偶者の兄弟姉妹、子供、孫も対象になります。独立している子供が亡くなったけど同居してないから喪中じゃない……なんてことはないですよね、当たり前です!

同居していない祖父母の場合は?

判断の分かれるのが同居していない祖父母の場合です。

祖父母の子供である自分の親から見れば、上に書いたことから喪中ですよね。でも、自分にとって、おじいちゃんとおばあちゃんとは一緒に住んでない場合は迷います。

一つの判断として、管理人宅では次のようにしていました。

  • 自分が親と同居していれば、親にならって喪中とする。
  • 自分が親と同居していなければ、どちらでもいい。

実際は後者のケースだったのですが、相談した結果、喪中にしなくてもいい、という判断としました。仕事上のつきあいで年賀状交換もあるから、わざわざ喪中ハガキを送ることもない、との配慮だったと思います。

まとめ

生まれて初めて近い親族を亡くしたとき、その現実をなかなか受け入れられませんでした。しかし、「これも順番なんだから…」と言われて気持ちの整理がつきました。

結局、喪中にするかしないかは、自分の気持ちです。

自分の気持ちに素直になって判断をしてくださいね。


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