伊勢神宮の参拝時間はどれくらい?混雑時の実体験を公開します

旅行・お祭り

神様を祀る社を20年ごとに造り替える式年遷宮を2013年に迎え、観光地としてだけでなく、パワースポットとして伊勢神宮への注目が集まっていますね。

日本の神様の最高位であることから、伊勢神宮で初詣をしたいと出かける方が、三が日だけで60万人ほどにのぼります。

人の集まるところには混雑がついて回ります。

 

 

では、初詣ではどれくらい混雑するのでしょうか?
参拝にどれくらいの所要時間がかかるのでしょうか?

元市民で、ここ数年毎年参拝している管理人が実体験を元にお知らせします。どうぞお付き合いください。

 


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参拝の順序は?

神宮の参拝ルートは、先に外宮、次に内宮です。正式には海沿いの二見町にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)を先に参拝します。これは、神宮に参拝する前に二見浦で禊(みそぎ)を受けるという古くからの慣わしに従っています。

しかし、管理人が二見興玉神社で禊をしたのは 5歳のときで、それ以降は行ったことないです。

なので、禊ルートは割愛します(^_^;

 

外宮の参拝にかかる時間

外宮の境内は広くはないので、最初の鳥居から正宮前まで行くのに10分もかかりません。1月5日に参拝したときの時間がそれくらいでした。正月三が日はもう少し混みますが、それほど変わらないでしょう。

 

外宮正宮
正宮近くで写真は撮れません。このあたりがギリギリです。

 

正宮に加えて、同じ境内にある別宮の多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)に参拝するなら追加の時間を見ておく必要があります。

近くにあるのですが、多賀宮は98段の階段の上にあり、上り下りする人で少し混雑します。とはいえ、正宮と合わせても初詣なら1時間見ておけばよく、シーズンオフなら30~40分くらいです。

 

正宮だけなら、時期関係なく20分みておけば参拝できます。初めて訪れる場合なら、珍しさもあると思いますから30分みておきます。

 

せんぐう館で式年遷宮の歴史に触れる

2013年の式年遷宮に合わせて、外宮にせんぐう館がオープンしました。

遷宮の歴史や正殿の実物大模型の展示がありますので、ご覧になってはいかがでしょうか?

 

入場料は一般300円、小中学生が100円です。1時間あれば見られると思いますが、これは管理人の感覚ですので、じっくり見たい方は時間に余裕を持った方がよいです。

Point 外宮だけなら30分~1時間、せんぐう館も見たいならそれに1時間プラスする

 

内宮の参拝にかかる時間

内宮は神宮のメインであり、境内も広いことから、多くの人が参拝に訪れます。移動距離が長いので、歩くだけでも時間がかかります。シーズンオフで人が少なく、参拝慣れしている人で45分くらいですが、このペースは早いほうです。

初詣の混雑時には最低でも2時間かかるとみた方がよいです。シーズンオフで初めて訪れるなら1時間強みておきます。

 

2時間かかるという根拠を説明します。以下は記録を残した2012年1月3日の初詣の結果です。

 

12時26分:駐車場からおかげ横丁

おかげ横丁

(逆光になっていて若干見にくいですが) すでにここから列ができています。
おみやげ屋さんが気になりますが、参拝で荷物になるので買うのは帰りにします

 

宇治橋前の鳥居。鳥居をくぐって宇治橋からが内宮の神域です。

内宮鳥居

 

12時42分:手水舎

手水舎

ここで心身を清めます。

 

12時51分:正宮への参道

参道

手水舎から歩いて、右手に御手洗場の五十鈴川(いすずがわ)を見ます。そこから左に曲がったところです。この辺から混み始めます。

 

13時25分:正宮前の階段下

最初に挙げたおかげ横丁から1時間も経っていることに注目します。

内宮正宮

階段を昇ったところが正宮です。写真を撮れるのはここまでで、階段を昇り始めると写真撮影は禁止です

 

この階段がとにかく混みます。誰もが正面で参拝したいと思うので混むのですが、少し右寄りでもよければ、階段の右端は進みが早い場合があります

ちなみに、2013年の遷宮で内宮正殿は向かって左側に移りました。やや右側から参拝すると正殿からはちょっと遠くなります。まぁ、参拝の位置で御利益に違いがあるとは思えないですが…

 

真っ正面での参拝にこだわらなければ、御手洗場を左折した時点で、列の右側で並ぶとよいでしょう。管理人にとっては見慣れた風景であり、正面にこだわらないので、進みの早い右端の列から参拝しました。

 

13時54分:甘酒授与所

甘酒

参拝を終えて、甘酒を頂きます。タダではありません。お供え(100円くらい?)をしてから頂きます。ノンアルコールです。寒いので温かい甘酒は嬉しいです。

巫女さんや男性の神職から御神酒も頂けるのですが、こちらはアルコールなので運転手は注意のこと!

 

14時03分:帰りの宇治橋

宇治橋

このときは元市民の管理人と、現市民の友人2名とで参拝しました。3人とも参拝慣れしているのに1時間半以上掛かりました。初めての方はもう少し時間が掛かると思っておいた方がいいでしょう。正宮前で正面の参拝にこだわるなら、その分の余裕を見ておきます。

 

Point 参道の混雑を踏まえ、最低2時間はみておいた方がいい。

 

初詣で避けた方がいい日がある?

1月4日は仕事始めです。毎年、原則この4日に総理(と野党党首?)が伊勢神宮を参拝します。大物政治家が来ると警備の問題があり、その影響で混雑します。

4日に初詣をするなら、午前中に済ませておくのが吉です。

総理を直に見たいというのであれば、この限りではありません(^_^;)

 

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まとめ

伊勢神宮の初詣時の混雑状況と、参拝時間について紹介しました。正宮・別宮と参拝するところが多いので、じっくり計画を立てておきたいものですね。

ここで参拝時間のおさらいをしておきましょう。

 

Point 外宮だけなら1時間、せんぐう館も見たいなら2時間みておく。

Point 内宮では参道の混雑を踏まえ、最低2時間はみておいた方がいい。

 

あと、外宮から内宮への移動に30分みておきます。移動自体はバスやタクシーで10分ほどですが、乗るための待ち時間の余裕を見ています。なお、初詣時には外宮から内宮へのバスが次々と出ます。

外宮と内宮で移動を含めて3.5~5時間みておけばよさそうです。(当日の天候、混雑状況により変動します。食事をする場合はその時間も足しておきます。)


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