睡眠障害の種類と症状とは?チェック方法と病院のかかり方

睡眠障害は、春の病と言われているのをご存知ですか?

「春眠暁を覚えず」は、春の夜は心地よいので、朝になったことにも気づかず眠り込んでしまうという意味ですが、睡眠障害は決して心地よいものではありません。

夜更かしイラスト

例えば、慢性的な不眠が起こってしまうと、日中スッキリしないだけでなく、就寝時刻が近づくと不安になります。「寝られるのだろうか?」という不安感に襲われるのです。

睡眠障害にも色々な種類があり深刻なものも中にはあります。この睡眠障害の原因や治療法を調べてみましょう。


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睡眠障害の種類と症状!なぜ起こる?

睡眠障害は、睡眠にかかわる病気の総称です。

言うまでもなく、睡眠は生きていく上で欠かせないもので、睡眠がうまく取れないと生活のリズムはたちまち崩れてしまいます。

睡眠障害は大きく6つに分類されます。

  1. 不眠症
    睡眠時間が確保されているのに、寝床に入っても眠りにつけない症状です。
  2. 過眠症
    夜間よく眠っているのに、日中眠くてしかたがない症状です。
  3. 睡眠時無呼吸症候群
    睡眠中に舌が喉を塞ぎ、一定時間呼吸が停止する症状です。
  4. 睡眠時随伴(ずいはん)症
    睡眠中に起こる身体によくない行動。
    「寝ぼけ」「寝言」「睡眠麻痺(金縛り)」「悪夢障害」「夢遊病」などです。
  5. 睡眠関連運動障害
    睡眠中に体に異常な行動が生じて睡眠の邪魔をする。脚がムズムズして眠れなかったり、睡眠が浅くなる。
  6. 概日(がいじつ)リズム睡眠障害
    睡眠時間が慢性的にずれてしまい、睡眠リズムが正常な時間に戻せなくなった状態

では、なぜ睡眠障害が起こるのでしょう?

睡眠障害の症状は人によって違います。そのため当然原因も変わってきます。

子供の場合は、昼間普段と違った体験をする事で、興奮状態が持続して夜間に異常行動を起こすことは、よくある事で一時的な事が多いようです。例えば、翌日楽しみなことがあると寝られないという点です。

成人の場合は、仕事や人間関係も大いに睡眠と関連してきます。具体的には次のような事が考えられます。

  • 悩みごとやストレスがある。
  • 昼夜勤務などのシフトが変わる事で睡眠時間が定着しない。
  • アルコールやたばこ・カフェインなどの刺激物の摂取。
  • 受験勉強やゲームなどで徹夜。
  • 病気やけがによる痛みや痒み。
  • 喘息や花粉症など病気による睡眠不足。
  • 白内障でメラトニンの分泌異常が起こる為。
  • うつ病のようなメンタル疾患による不眠。

……他にもありますが、これらの事が引き金となって慢性的な睡眠障害を引き起こす原因になります。

不眠症イラスト

スマホやパソコンなどのブルーライトが、メラトニンの分泌を低下させて睡眠障害が起こるとも言われています。まさに睡眠障害は現代病ですね。

※メラトニン=眠気を誘うホルモン

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睡眠障害のチェック方法

睡眠障害は、人によって様々で、その症状によって対処する方法も変わってきます。自分がどの障害に当たるのか知る事から始めましょう。

睡眠障害と思っていても、ただの寝不足だったりする事もあります。睡眠時間の適切な時間は、長さではなく質のいい眠りをしているかどうかです。

国立精神・神経医療研究センターは、全国の睡眠の専門家と合同で「睡眠医療プラットフォーム」を立ち上げ、睡眠障害のセルフチェック問診票を作成しています。以下に問診票のリンクを貼っておきます。

睡眠障害のセルフチェック問診票

アンケート方式で睡眠障害の有無の簡易判定ができます。睡眠障害が疑われた場合は、その先の質問に答える事でより詳細な診断結果がでます。

医療機関に受診する際に、診断結果をコピーして持参する事も出来ますので、医療機関を受診する前にぜひ、チェックしてみて下さい。

眠れない?イラスト

医療機関を受診するには?

睡眠障害は、様々な症状がある事はご紹介してきましたが、医療機関を選ぶ場合はどうしたらいいのでしょう?

一番いいのは、睡眠クリニックや睡眠外科などです。睡眠に関する専門医が常駐しているという事ですので安心して受診できます。

総合病院では、心療内科や精神科・精神神経科・神経内科でも診察を行っています。事前にホームページや電話で問い合わせても良いでしょう。強いストレスが疑われる場合は心療内科か精神科にかかるとよいと思います。

近年は、睡眠時無呼吸症候群が一般に知られるようになり、呼吸器外科でも睡眠障害を扱っています。

病気やケガなどが原因と考えられる場合は、治療を行なっている担当医に相談すると良いでしょう。

病院では1泊入院をして、「終夜睡眠ポリグラフ検査」を実施します。センサーや電極を8時間ほど全身に取り付けて、脳波や筋肉の動き、眼球の動きを測定して睡眠障害の診断をします。

2017年10月追記

医療機関を受診すると睡眠薬を処方されることがあります。睡眠薬は手っ取り早く不眠を解消できる可能性がありますが、飲み慣れてしまうと今度は止めるときに苦労します。

睡眠薬の中には突然止めてしまうと体調を崩すものがあります。徐々に減らす(減薬)ことが必要で、そのために医師と相談することが不可欠です。

【関連記事】

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まとめ

睡眠障害=不眠症と思っている人も多いと思いますが、睡眠障害にも様々な症状がある事がわかりました。

このような病気を放置しておくと、勉強や仕事も手につかなくなり、何をするにも投げやりになってしまいます。

睡眠障害は、早期の治療が必要です。ご自分の障害を把握して早めに医療機関を受診しましょう。


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