「寒い!」と言っている間に1月が下旬になり、もうすぐ2月です。
2月3日は節分ですね。
豆まきというより、最近では巻き寿司をほおばる恵方巻の方が習慣になってしまった感じです。
寿司屋やスーパー、コンビニの戦略に乗せられてしまったのかもしれませんが(^^ゞ
巻き寿司を丸かじりする前に、恵方について予習しておきましょう。
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2018年、今年の恵方はどの方角?
今年の恵方は、「南南東」です。
時計にたとえれば、北を0時とするとき、南南東は長針が26分を指す位置。
この恵方、どうやって決めるかというと、陰陽道でその年の福徳を司る神「歳徳神」(としとくじん)の座する方角になります。
そして方角を決めるのは、その年の十干(じゅっかん)です。2018年は戊戌(つちのえいぬ)で、十干は戊(つちのえ)ですが、十二支は言えても十干まで言える人は少ないかもしれないですね。西暦年の1の位によって次のように分かれています。
- 1の位が4、9 ⇒ 東北東
- 1の位が0、5 ⇒ 西北西
- 1の位が1,6,3,8 ⇒ 南南東
- 1の位が2,7 ⇒ 北北西
由来といつ始まった?
関西地方で始まり、セブンイレブンが全国販売をすると決めたとき、商品名を「恵方巻」としたことで広く知られるようになりました。
ということは、元々関西では「恵方巻」とは呼んでいなかった?
起源・発祥もいろいろな説があり、どれが正しいともわかっていないようです。
いくつか例を挙げると、
- 大阪船場の旦那衆が、節分の日に遊女に巻き寿司を旦那の「アレ」に見立てて丸かじりさせる遊びを発祥とするもの。
- 大阪商人たちが、商売繁盛と厄払いをこめて「幸運巻寿司」を食べたことを発祥とするもの。
- 巻き寿司を食べるときに切り分ける手間を省くために丸かじりしたことを発祥とするもの。
…などがあります。
始まった時期についても、江戸時代からという説や、大正、昭和の戦前、戦後からと諸説あり、いずれも決め手に欠けると思います。
食品業界の演出が決め手!
俗に「ニッパチ」と言って、2月と8月は消費が落ちると小売業では言われています。
その2月の販売促進策として、20世紀終盤からコンビニやスーパーが恵方巻を販売し、マスコミにも取り上げられることで広まっていった、というのがオチのように思います。
要するに、お菓子業界のバレンタインやホワイトデーと同じようなものですね(苦笑
カロリーは?
さて、ダイエットをしている女性にとって気になるのは恵方巻のカロリーですね。
調べてみたら、永谷園のサイトにすし太郎のアレンジレシピとして恵方巻のレシピが載っています。
だいたい 400kcal 前後ですね。
具にソーセージを使うとカロリーが増えるので注意しましょうね!
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