子供が入園する際、上に兄弟がいるお母さんなら、保護者代表として入園式で挨拶を頼まれることがあります。
PTAなどの役員をやっていなくても、ある日突然園長先生から直々に電話がかかってくることもあるそうです。
直接お願いされると断り切れないですよね。
だからと言って、何を話してよいか全く見当もつきません。
そんなお母さんに、文章の構成と緊張しないためのアドバイスをさせて頂きます。
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入園式の挨拶文を構成する方法
幼稚園での挨拶なので、あまり長い挨拶だとこどもが飽きてしまいます。
しかし、簡単な挨拶だと入園式の祝辞にはあまりふさわしくはありません。
そこで、文章を何個かにわけて構成してみましょう。
自己紹介と園長先生にお礼の挨拶
まずは、自己紹介ですね。
「○○と申します。大変僭越ではございますが、保護者代表としてご挨拶をさせて頂きます。」
そして、園長先生や職員にお礼の挨拶をしてください。
「本日はこどもたちのためにこのような盛大な入園式をしていただいて、園長先生をはじめ、職員の方や来賓の方、PTAの方にはとても感謝をしております。ありがとうがざいました。」
あとはアレンジとして、まずはこどもたちに挨拶をして自己紹介を始めてもよいかもしれません。
「みなさん、おはようございます!わたしは○○と言います。今日は入園おめでとうございます。」
最初が肝心なので、出来るだけインパクトのある挨拶にしましょう。
子供たちへのメッセージ
次に子供たちへに語り掛けるように、これからの幼稚園での出来事などを話してみましょう。
「みんなは幼稚園楽しみにしてたかな?幼稚園にはブランコや滑り台があるし、先生たちとは歌やダンスが踊れて楽しいことが沢山待っていますね。もし、寂しくなったら先生にお話ししてみようね。」
など、こどもたちがワクワクするようなイベントを例に出して話すと、子供も耳を傾けてくれるかもしれません。
保護者へのメッセージ
そして、保護者への挨拶も忘れずにしてください。
自分の実体験を元に話すと、現実味が出てよいと思います。
「保護者の方は、今までずっと一緒にいた子供が幼稚園に入り、いきなり集団生活に入る子供を心配すると思います。
しかし、幼稚園は楽しいことが沢山あるとわかったら、すぐ順応できます。親はそのお手伝いをしてあげてください。
私の上の子供は最初、バスに乗ることも出来なく泣いてましたが、だんだんとお友達と遊ぶのが楽しいのがわかったらしく、自然と泣かずに登園するようになりました。」
少し長くなりますが、保護者の不安や悩みに共感し、それを挨拶に盛り込むのはどうでしょうか?
締めの挨拶
最後は祝辞らしく、少し難しい文章を使いながら、終わらせましょう。
「結びにあたり、◯◯◯幼稚園のご発展ならびに、園長先生、諸先生方そしてご臨席の皆様のご健勝をお祈りするとともに、子供たちへの温かいご指導を重ねてお願いいたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。」
締めの前に保護者にお願いをしても良いかもしれません。
「子供たちによりよい幼稚園生活を送っていただくために、私たち保護者も園長先生や職員方と協力して、こどもたちと一緒に幼稚園を盛り上げていきたいと思っております。」
このように、文章をわけて考えつなげることで、自分が言いたいことをきちんと挨拶に組み込むことが出来ます。
文章をつなげるときは不自然にならないように接続詞を上手く使いましょう。
挨拶をする時のコツ
挨拶文が完成したら、当日を待つばかりです。そこで、挨拶する時のコツをしっかり覚えておきましょう。
- 挨拶文は何回か練習しておく(2,3日前に家族に聞いてもらうと良いでしょう。)
- 登壇に立ったら、お辞儀をしたあと、深呼吸を一回する
- 読み方はいつもの以上にゆっくりと話す
- 挨拶の内容が変わるときは、一度小呼吸をするくらい間をおく(ツバを一度飲み込むのも良いかもしれません。)
この4点を押さえとけば、当日緊張していてもきちんと挨拶が出来ると思います
服装も華美にならず、落ち着いた色のスーツでアクセサリーも控えめにしましょう。
服装の印象は挨拶にも影響します。
入園式の主人公はあくまでも子供たちなので、お化粧もあまり派手にならないように気をつけてください。
まとめ
入園式はこどもにとって初めての晴れ舞台ですが、挨拶を行う保護者にとっても緊張する場になると思います。
どうしても、うまく挨拶文ができない時は、園長先生に相談して、過去の保護者の祝辞を参考にさせてもらうとよいでしょう。
その場合、全てを同じように挨拶するのではなく、自分の言葉も時折混ぜながら作る努力をしてください。
私はまだ保護者としての立場で挨拶を言うことはないのですが、何かの代表として人前で喋るのはいまだに緊張します。
まずは、挨拶文をきちんと頭の中で理解し、ゆっくり話すことを心掛けて行ってみてください。
いつも以上に大きな声で話せば、緊張も解けてきます。
焦らず、子供たちの門出を存分に祝ってあげてください!!
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