子どもが幼稚園に入園すると、昼間の子供の世話を幼稚園に預けることができますから、お母さんは一安心ですよね。
しかし、お母さんにはこれからの幼稚園生活では避けて通れないPTA活動が待っています。
PTA活動というと、どんなイメージを持っていますか?
「忙しくて面倒くさい」「共働きだから用事を振られてもムリ」「ボスママがいて、派閥とかできていたら厄介」……なんていうマイナスイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
今回は幼稚園のPTA活動について少し知識を蓄えてもらい、幼稚園生活を楽しく過ごしてもらうためのアドバイスをさせていただきます。
PTA活動にマイナスイメージを持っている方にはぜひ読んでほしい内容です。どうぞお付き合いください。
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幼稚園でのPTAの仕事って何をするの?
PTAと言うと堅苦しく聞こえますが、最近では「父母の会」など、幼稚園のゆかりのある名称を使ってPTA活動をしている所を多くみかけます。
そもそもPTAというのは
幼稚園で子供たちが元気に楽しく過ごしてもらうためにお手伝いをする
役割があるのです。
PTAというと、「活動が沢山あって大変」とか「仕事をしている人は無理」など、悪いことしか噂になりませんが、その活動自体は自分の子供にも関係してくることなんです。
もちろんボランティアです。
でも子どもの幼稚園生活を快適に過ごすためにはPTA活動は必要だと私は思います。そのことも念頭に置きながら、PTA役員と役員の活動内容を考えてみてください。
それではまず、PTA役員の種類とそれぞれの活動内容について挙げていきます。
以下の活動内容は、主な活動内容なので幼稚園によってはこの他にも活動を行っている役員もいると思います。
会長
- 入園式や卒園式の式辞を述べる。
- 地域活動やPTAの会合に出席する。
- PTAの代表。
副会長
- 会長の補佐。
- 会長は幼稚園以外の活動が多いので、副会長は幼稚園内のとりまとめ役になることが多い。
書記
- 総会などの議事録の作成。
会計
- PTAの会計管理。
会計監査
- 年度の会計監査。
PTA活動との関わり方と断り方
PTAの役員の活動を一通り書きましたが、これらの活動は主に平日行います。そうするとフルタイムで仕事をしているお母さんは休みを取るのが大変です。役員になってしまうと、月に1回は会議に出席しなければいけないかもしれません。
「こんなの私には絶対無理!」と思っているお母さんも多いと思いますが、役員になった方だけがPTAの活動をするわけではないですよ。
PTA活動との関わり方を見ていきましょう。
最近共働きが主流になってきていて、PTA活動をするにも人手不足です。そんな中、役員以外のお母さんたちにも一人一つの仕事を任せる幼稚園が増えてきています。
幼稚園のお手伝いは様々です。
- 運動会やお祭りのお手伝い
- 園外教育の補佐
- 謝恩会や親睦会のとりまとめ
- バザー
- お泊り保育のお世話
- お遊戯会のお世話
などなど……
先生の力だけではできないことをお母さんたちが協力し、子どもたちが安全安心に幼稚園生活を送るため、このような活動を行うこともPTA活動の一環なんです。
年に1、2回の仕事なら、フルタイムで働いているお母さんも他の人に迷惑をそれほどかけずに活動できますよね。
小さい子供がいる子育て真っ最中のお母さんも条件は同じです。
専業主婦だって、働いているお母さんや子育てしているお母さんに気を使って活動している人もいると思います。
もしこういった話し合いの場に出席できる機会があれば、子どものためにも自分が積極的に活動できる仕事を選んだください。
ただ、役員となると会議などで日にちが平日で拘束されます。フルタイムの仕事を持っているとか、乳幼児の世話をしなければならない場合、他の活動で一生懸命頑張ることをアピールして上手に断りましょうね。
PTA活動を経験したママだけが知るメリットとは?
幼稚園のPTA活動は大変なことばかりではなく、案外情報通になったりするんです。PTA活動に参加することで幼稚園の裏話が聞けたりします。
私のママ友は幼稚園の役員をしていて、他の幼稚園のお母さんたちとも会議などで顔を合わせていますが、普通のお母さんでは知りえない幼稚園の内情をあれこれお互い話をしたりして、仲良くなってるみたいです。
PTA活動をするメリットとしては次の4点があり、私は最後の項目が最大のメリットだと思います。
- 幼稚園に足を運ぶことが多いので、先生と仲良くなれる
- もちろん違うクラスの子供にも顔を覚えられ、挨拶してくれる
- ちょっとしたお願いを先生や幼稚園に遠慮せず意見できる
- ママ友と団結力が高まり、お互いを信頼できるようになる
マンモス幼稚園だとしても小学校や中学校の人数よりは少ないはずです。そうすると、PTA活動することによって毎回会うお母さんが特定していきます。
そして、気が合うママ友が見つかると幼稚園のことや子育てのことなど色々話していくうちに信頼性も深まり、将来の良き相談相手になっていくとは思いませんか?
実際、私もPTA活動をしていて他のクラスのお母さんと仲良くなり、そこから輪が広がって大体の幼稚園情報は同じクラスのお母さんより、仲良くなったお母さんから聞くことが多いです。
幼稚園はママ友づくりの場所ではないですが、PTA活動を通して友達ができることは悪いことではないと思いますよ。




まとめ
PTA活動というのは、子供の人数分、子供が学校に入っている間ずっとついてくる活動です。
また、幼稚園の規模によっては一人一人の活動の負担は変わってくると思います。
まずはその幼稚園の情報収集が大切です。
それから
- PTA活動を決める話し合いは必ず出席する
- 荷が重い活動は上手に断って、自分ができる範囲の活動を積極的に行う
- 子どもの幼稚園生活を円滑にするための活動だといつも心に留めておく
- 気の合うママ友を見つけて自分も楽しくPTA活動をする
このことを考えながら大変な仕事も何とか乗り切りましょう!
まずは幼稚園でPTA活動を積極的に行えば、活動の要領がわかり、小学校、中学校と続くPTAも自然と楽にこなせちゃうこと間違いなしです!
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