入学祝いにお返しは必要?大事なのは感謝の気持ちを伝えよう!

学校

高校入試を突破して、4月から高校生になる皆さんとその親御さん、おめでとうございます!

9年間の義務教育を終え、高校へ行くのは「進学」となり、ここから先はより高度な教育を受けるステージへと移ります。

高校入学

 

受験というと、私立の小学校に入るための「お受験」であったり、中高一貫教育で難関大学を目指すために中学受験をすることもあるかと思いますが、15歳で迎える高校受験は人生で最初の試練であるといえるでしょう。(TVドラマ「3年B組金八先生」でもそう言ってました(^^ゞ)

その試練をクリアしたわけですから、祖父母、親戚、知人から「入学祝い」というご褒美を頂くと思います。ただ、親の立場として、この入学祝いにはお返しをするべきなのでしょうか?

調べてみましたので、どうぞご覧下さい。


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入学祝いのお返しは必要?

入学祝い、出産祝い、結婚祝い、(病気からの)快気祝い、そして最後は香典など、生まれてから死ぬまで、人生のいろんなイベントでお金や物を頂くことがあります。これらのうち、お返しをするべきものと、しなくていいものがあります。

結婚祝い、快気祝い、香典には何らかの形でお返しをするとされます。

 

ふつう、入学祝いはお返しは必要ないとされます。入学は何かと物入りですので、これで必要なものを買ってくださいという意味があります。

入学祝いは、親同士のつながりで頂く場合も少なくはありませんが、貰うのはお子さんなので、子供にお返しは出来ないと言うのが理由でお返しは不要となるようです。

祝儀袋

 

筆者の住んでいる所でも、入学のお祝いを頂いたのでお返しをするという事を聞いた事がありません。

しかし、地方によってはお返しが当たり前の土地もあるかもしれません。せっかくのお祝いごとで嫌な思いをしない為には、その土地の風習を調べてみても良いでしょう。

入学に必要なものを買った後、あまったお金を子供名義の銀行口座に入れれば結局同じじゃないかと言われそうですが、将来お金が入り用になったときに使うためと考えます。

 

ありがとうの気持ちを伝えよう

お返しは必要ないとわかりました。しかし、お返しとお礼は別です。

大事なのは、入学祝いをもらった本人からの「ありがとう」のひと言。筆者が高校に入学したのは何十年も前ですが、お祝いをもらった祖父母に電話でお礼を言った記憶があります。

 

時を経て、今度は自分が甥や姪に入学祝いを贈りました。お返しとして何ももらわなかったですね。メールやSNSで何でも済ましてしまう今では、メールで「ありがとう」と本人から返ってきました。

お祝いをもらったのが祖父母や親戚で、近くに住んでいるのであれば、直接会って「ありがとう」を伝えに行きましょう。遠方であれば写真を送ってあげるのが良いと思います。

 

 

お返しするなら相場は?

もし、高額な品物や現金を頂いたのに、貰いっぱなしは気が引けると思われるのでしたら、お祝いを頂いた後、「入学内祝」としてお子様の名前で気持ちのお品を贈ると良いでしょう。

お返しの相場は、半返しと言ってもらった金額の半分から3分の1くらいの返しをするとされます。

入学祝いの返しの場合は、3割~5割程度の物にします。
金券や商品券は贈らないようにしましょう。失礼に当たります。

 

入学祝いを贈る側の気持ちとしては、お返しを望んでいる人はあまりいないと思います。それなのに金券などを返されたらかえって不快な気持ちになります。私なら、そんな物をもらったら次回はお祝いをする気持ちも無くなってしまいます。

特に祖父母の場合は、可愛い孫が高校に入学して、真新しい制服を着ている姿を想像するだけで嬉しいものです。

 

品物で返す場合のオススメは?

筆者の知り合いは、入学式当日にお赤飯と紅白饅頭を持って行きました。遠方に住んでおられる両親や知人には、お好きなお菓子やお花などをお贈りするか、カタログギフトを贈られてはいかがでしょう。

紅白まんじゅう

 

但し、相手の方がせっかく好意で贈ったのにお礼なんて!と、不快な思いをさせないように、あくまでも「内祝いですので」と言う気持ちを込めて贈りましょう。

※内祝いとは、自分の家の祝い事の記念に、親しい人に贈り物をすること。また、その品。(補説:祝い事のあった人が贈るものです)

 

カタログギフトを扱うお店を見つけました。

 

まとめ

高校入学祝いの「お返し」をどうするか、について記事を書きました。

  • ふつう、入学祝いに金品といったお返しをする必要はない。
  • 菓子折、紅白まんじゅう、赤飯を返す場合がある。
  • 何より大事なのは、入学した本人からの「ありがとう」の気持ち

 

入学祝いのお返しは不要と言っても、お礼は必ずするようにしましょう。遠方に住む祖父母にとって、孫からの電話は何よりもうれしいものです。

お礼状は後で贈るにしても、お祝いが届いたらすぐに電話しましょう。知人や親せきには、親からのお礼状と共に子供の直筆のお礼の言葉を送りましょう。

 

「内祝い」は、入学後に入学式の写真とお礼の言葉を添えて贈ると喜ばれるでしょう。

入学祝いを下さる方は親しい方がほとんどだと思いますので、他人行儀な品物は避けて気持ちが伝わるような品物を贈りましょう。その場合、相手の好みの物が事前にわかっていると、その品を贈るのも良いでしょう。


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