幼稚園や小学校のお子さんがいるご家庭では、日本の季節の行事を体感させてあげたいと様々な工夫をされていることと思います。
簡単にでも七夕に向けて飾りを作ったり、献立を考えたりされているかもしれません。
または、お子さんが、幼稚園で飾りを作って、「できるよ!みせてあげる!」と言って作り始めたものの…途中からわからなくなってしまった、なんてかわいいエピソードをお持ちの方もいるかもしれません。
私は、はりきって七夕の夕飯を作ったところ、学校の給食の方がステキだったという残念なこともありましたが…(泣
今回は、七夕の飾りを折り紙で作る簡単な方法を紹介していきます。
スポンサーリンク
七夕飾りの星を折り紙で作ろう!
身近にあり、子どもと一緒に楽しみながら準備ができるので、折り紙を使った飾りを動画で見てみましょう。折り紙は、本で見ると作るのが難しくても動画で見ると意外と簡単なものが多いです。ぜひ挑戦してみてください。
<折り紙 「星」 の折り方|Origami Star>
ゆっくり説明してくれているので、大人なら初めてでも同じペースで作っていくことができそうです。
天の川の作り方
私の思う天の川は、これなのですが…
<折り紙ランド Vol,92 七夕かざりの折り方 Ver.2>
一般的にはこちらを天の川というようですね
<簡単折り紙★ 七夕飾りの折り方 ★天の川(あみかざり)>
どちらも網かざりともいうようです。この後説明していますが、豊漁を願う意味がこめられています。
七夕飾りの持つ意味とは?
七夕の飾りには子供の健やかな成長を祈る様々な思いがこめられています。
せっかくお祝いするなら意味も教えてあげたいですね。
七夕飾りの持つ意味については、京都地主神社のサイトにお子さんにもわかりやすく書かれていますので、以下引用してご紹介します。
奈良時代には中国の影響が強く五色の糸を星にお供えする習慣があったようですが、その後室町の頃に書道の上達を願い硯(すずり)や墨、短冊に書いた和歌などをおさめるようになました。広く一般に普及したのは江戸時代になってからのことでした。そして現在は色紙で夏の風物詩をかたどったさまざまなかざりや、短冊などをかざるようになりました。
ちなみにかざりのひとつひとつに意味があるものもあります。
代表的なかざりには以下のような意味があげられます。
- 紙衣:女子の裁縫の腕が上がるように
- 巾着:お金が貯まりますように
- 投網:豊漁になりますように
- 屑籠:整理、整頓、物を粗末にしないように
- 吹き流し:織姫のように機織が上手になりますように
- 千羽鶴:家族が長生きしますように
- 短冊:願い事がかない、字が上手になりますように
引用元:http://jishujinja.or.jp/tanabata/kazari/index.html
千羽鶴を笹飾りにするとは知りませんでした。心をこめて折ると、願いがかなうような気がしますね。
屑籠を飾りにする発想はおもしろいですね。今年は我が家でもぜひ飾りたいと思います。
まとめ
短冊の願い事に「お金持ちになりたい」、「世界平和」などと書いてあるのを目にすることがあります。もちろん七夕に何を願うのも自由です。
しかし、七夕は歴史的に、書道・裁縫・音楽・和歌など芸事の上達を願う行事でした。
それとなく声をかけて自分の身につけること(例えば習い事)についての上達について書けるように導いてあげると良いように思います。
スポンサーリンク
コメント