カーネーションやバラのように花束でプレゼントされる種類の花言葉は有名ですが、子供の頃夏休みの自由研究で育てる事の多い朝顔の花言葉ってご存知ですか?
大人になってから興味のある花言葉を調べるのは簡単ですが、子供から「この花の花言葉は?」「なんで朝にしか咲かないの?」と聞かれた時にきちんと回答出来ると株が上がりますよね。
今回は子供も親しみのある朝顔について調べてみました。
スポンサーリンク
朝顔の花言葉は色ごとに違う?
朝顔の花言葉はいくつかあります。
「愛情」「愛情の絆」「固い絆」「はかない愛」「短い愛」「貴方に私は絡み付く」など、好きな人に贈るには不向きな花言葉が多いですが様々な愛の花言葉が付けられているようです。
そんな朝顔ですが、花の色によって更に別の花言葉があります
白色:固い絆・喜びにあふれる
青色:はかない恋・かたい約束
あと西洋朝顔、別名ソライロアサガオには「愛着」という花言葉がつけられているようです。
花言葉ってなんでこんなに多いんだろう…と思ってしまいますが、花言葉はその花の特徴を見てつけられる物なので、見た人・状況・環境などによって異なる花言葉がいくつも存在するんです。
例えば朝顔の「はかない愛」や「短い愛」という花言葉は、朝に開いて日光が強くなるお昼頃に閉じてしまう朝顔の花を見てつけられた物になります。
それに対して「固い絆」や「貴方に私は絡み付く」という花言葉は、支柱にツルを絡ませて育っていく朝顔の特徴を見てつけられた物になるので、意味がまったく違うんですね。
それにしても「固い絆」はわかりますが「貴方に私は絡み付く」って…ロマンチックというよりホラーな感じがしちゃいますね。
朝顔の花言葉を英語で言うと?
朝顔は英語で言うと「Morning Glory(モーニング グローリー)」といいます。モーニングは「朝」、グローリーは「栄光・輝き」を意味する単語で、朝に咲く朝顔の輝きにピッタリな名前ですよね。
そんな朝顔の西洋で使われている花言葉は「love in vain(はかない恋)」と「affection(愛情)」があります。
色ごとに違う花言葉があるのは日本だけのようですが「愛」に関係する花言葉がつけられているのは日本に似ていますね。
朝顔の花はいつ開く?
朝顔の花は朝咲いて気づくと閉じてしまっていますよね。朝しか咲かないという事は知っていても、いつ花が開くのかをご存知ですか?
朝顔の花は毎日決まった時刻、例えば「朝6時頃に開く」と決まっている訳ではなく、夜の温度によって日が落ちてから何時間後に花が開くと決まっているんです。
朝顔に当たる光と温度によって変わってくるので、夜の温度が20度から25度の時は日没から12時間から13時間後に、夜の温度が18度から23度だと日没から約10時間後に花が開きます。
夜の温度が低い方が朝顔が咲くのは早くなるんですね。
ちなみに光が当たると朝顔は花を開けないので、光を当て続けるとつぼみが開かないまましおれてしまうとの事です。
下記動画では朝顔の成長過程が見られるようになっています。
この動画では成長の過程はもちろん、花が開くまでにかかる時間や光が当たると閉じていく様子がはっきりわかります。
とてもわかりやすい動画なので、機会があればお子さんと一緒に是非見て下さい。
まとめ
朝顔について調べてみました。
- 朝顔には色々な愛に関する花言葉がある
- 日本では色によって花言葉が異なる
- 西洋での花言葉は色は関係なく朝顔に対してのみ
- 朝顔は光と気温によって花が咲く時刻が異なる
- 光が当たると朝顔は花を開けない
いかがでしたか?
朝顔が咲く時間って、意外と正確には知らなかったという人も多いと思います。
お子さんが自由研究などで朝顔に触れる機会があれば、是非お子さんに朝顔知識を教えてあげて下さいね。
スポンサーリンク
コメント