アルバイトの面接の服装!大学生なら知っておきたいポイントとは?

大学

大学生活にも慣れてくると、余った時間で始めることの一つはアルバイトでしょうか。親元を離れて生活していると、いくらかは仕送りを振り込んでもらえるかと思いますが、それ以上にいろいろとお金がかかってきます。

欲しいものを買ったり、友達と遊びに行ったり、趣味に打ち込むならそのお金、学費の足しにしたり、勉強するために本や教材を買ったり、そして彼氏彼女がいたらデート代にも……

 

アルバイトをすることで、初めて自分でお金を稼ぐことになるのですが、そのときに迷うのが

「面接の服装はカジュアルでいいの? それともスーツを着ていった方がいい?」…ではないでしょうか?

面接

 

第一印象は大事と言われますよね。自分という「人」を見てもらう前に、見た目で門前払いを食らっていたらもったいないです。面接で外さない服装とはどんなのでしょうか?

 


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業種ごとにスーツかカジュアルかを考える

大学生がアルバイトに選ぶ仕事として、代表的なものを挙げてみるとこんな感じです。

  • 一般事務 … デスクワーク
  • 飲食店 … 居酒屋、喫茶店、レストラン、ファーストフード店
  • 接客業 … スーパー、コンビニ、パチンコ店、アパレル、個人店舗
  • 塾講師、家庭教師 … 複数の生徒に授業形式、個別指導形式
  • 力仕事 … 什器の運搬、イベント会場設営

 

順に見ていきましょう。

 

一般事務の場合

一般事務ならスーツ一択と考えてよいでしょう。そこで仕事をしている方々がスーツ姿ならなおさらですし、ある程度の規模の会社なら(たとえ仕事はカジュアルOKでも)スーツにしましょう。

他にも応募者がいて、その人はカジュアルで自分がちょっと浮いてしまったとしても、スーツを着たことが原因で落とされることはないといえます。

 

飲食店の場合

制服が貸与される飲食店、ファミレス、ファーストフード店ならカジュアルでも問題ないと思われます。ただし、問題ないと言っても清潔感だけは絶対です! なんせ食べ物を扱うのですから、清潔感をもたれないなら論外です。

 

当たり前ですが、風呂に入る、髪を洗う、爪を切る、歯磨きをした上で臨みましょう。女性で髪が長いならまとめておく、男性なら無精ひげは剃っておくという気配りがほしいところです。

指先にも注意します。長すぎたり、汚い爪、ネイルアートもない方が無難でしょうね。髪がボサボサだったり、フケが出ているようだと最悪です。男性のロン毛は飲食店にはふさわしくありません。

ファーストフード店

 

少し高級感のあるレストランなら、スーツで行った方がいいかもしれませんね。一般事務と同様、他の応募者がカジュアルだったとしても、スーツであることが理由で不採用になることはないです。

 

接客業の場合

接客業で、スーパー、コンビニならカジュアルでもOKと思います。パチンコ店の場合は制服貸与だと思いますし、大学生ならカジュアルでもいいでしょう。

アパレル業界の場合もカジュアルでいいと思いますが、ファッションセンスには気を配りたいところ。

お客さんは(ファッションで見た目が)キレイになることを期待して来店します。接客する店員のセンスがイマイチならお客さんはガッカリします。選考のポイントにそういう点も入っているかもしれません。

……とはいえ、接客業は清潔感と明るさが何より優先です。面接に臨む前に、鏡を見て表情が明るいかチェックしましょう。

 

塾講師、家庭教師の場合

迷うのが塾講師かもしれません。個別指導ではなく、複数の生徒を相手にする授業形式の塾であれば、スーツの方が無難と言えます。

もちろん、講師としての力量と着ている服は関係ないのですが、塾の側からすれば大事な授業を任せるのですから、キチンとしている人を採用したいのです。

先生

 

ちなみに管理人が塾講師のアルバイトに応募したとき、個別指導と授業形式のどちらもカジュアルで行きました。結果、採用されたのは個別指導の方でしたから、まぁ…授業形式ならスーツが重視されるということだと思います。

家庭教師の派遣センターで面接を受けるならカジュアルでもよいです。生徒の家庭に行くとき、親御さんから勉強を安心して任せられそうと思わせる服装にしましょう。

 

 

力仕事の場合

力仕事の場合もカジュアルでOKでしょう。スーツで仕事をする訳じゃないですから。

管理人が学生の時に経験した力仕事のアルバイトには、都内某百貨店での什器の運搬や、日本武道館での会場設営がありました。このときは面接すらなかったです。

当日会場へ集まってその場で説明、終わるとバイト代を現金でもらって解散という流れでした。いま思いだしてみると、多少汚れてもOKな服装が良かったと思います。

 

 

わからなければ正直に聞くという手も…

カジュアルを着ていってよいか、どうしても迷う場合は、応募の電話をする時点で正直に聞くという手もあります。

電話でやり取りしていると面接の日時を告げられます。そして、「何か他に質問はありますか?」と言われると思います。聞いてこなかったら、「一つお伺いしたいことがあるのですが…」と切り出してみましょう。

そうしたら、仕事をするときの服装について聞きます。

「もし、お仕事をさせて頂くことになった場合、どのような服装で行けばよろしいでしょうか?」

 

飲食店などで制服貸与があればそう言ってくれます。カジュアルで出勤して制服に着がえるわけですね。一般事務や塾講師であればスーツと言ってくるかもしれません。

仕事をする服装がスーツなら、「それでは、面接にはスーツで伺わせていただきます」と言えばよいです。スーツでなければ、例えば「面接には普段着で伺わせていただこうと思っていますがよろしいでしょうか」と言ってみましょう。

 

雇う側がカジュアルでよいと考えていれば「はい、それで結構ですよ」と言ってくれます。仕事をする服装がスーツでないのに、面接でスーツを要求するとは思えないです。

もし、「それくらい自分で判断できないのですか?」と言ってくるのでしたら、そこで働くのは止めましょう。たぶん、ろくなことにならないはずです(笑

 

カジュアルOKな服装でもココに注意!

「普段着で結構ですよ」と言われて、だったらカジュアルなら何でもいいんだと思って服装を選ぶと、失敗するかもしれません。カジュアルと言ってもこれはダメというのがあります

男性であれば Tシャツ、短パン、ジーンズはNGと考えましょう。女性の場合はこれに加えて、派手な色の服装、短すぎるスカート、派手なメイクもNGといえます。いずれも業種によっては大目に見てくれるかもしれませんが、ラフすぎる印象を与えます。

足元にも気を配りましょう。スニーカーでも許されるのは、スーパー、コンビニ、ファーストフード店あたりだと思います。女性ならブーツも避けましょう。

 

襟付きの服に長パンツ(女性なら膝丈スカートも)であれば、カジュアルOKに見合う服装になります。一見地味かもしれませんが、そこで働くようになったら周りの人を見て徐々に変えていけばよいです。

 

まとめ

アルバイトの面接の服装について、管理人の思うところを書いてみました。

  • 一般事務や塾講師、高級感のあるレストランならスーツで
  • 制服のあるスーパー、コンビニ、ファーストフード店等ならカジュアルでもたぶんOK
  • 服装以前に清潔感は絶対。最低限の身だしなみは整える
  • 電話で聞くという手もある
  • 普段着でと言われてもNGがあるので注意する

 

アルバイトはほどほどに経験すれば、自分でお金を稼ぐという貴重な体験になるはずです。アルバイトと言え、面接は後に就職活動をするときにも生きてきます。希望の職種に就けて、大学生活に花をそえるといいですね。


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