赤ちゃんを授かった時、健康な子を産む為にお母さんは色々と努力をしますよね。その中の一つにしっかりと栄養を取るための食事があると思います。
ではどんな物を食べたらいいの?っと思って調べると、意外な事にゴーヤがいい!という検索結果を見つけた方も多いのではないでしょうか。
好きな方はご家庭でも食べると言いますが、一般家庭ではあまり食卓にゴーヤを使った料理は並ばないのでいまいちどんな栄養があるのかわからないという方も多いと思います。
なので今回は、どうしてゴーヤが妊婦さんにおすすめなのかを調べてまとめてみました。
スポンサーリンク
女性にうれしいゴーヤの栄養成分とは?
ゴーヤといえば、苦いけど身体にいい…というイメージがありますが、実際どのような栄養があるのでしょうか。
食物繊維が豊富なので、女性に嬉しい便秘予防効果。
ビタミンB1のおかげで神経機能を正常に維持する効果があるので、ホルモンバランスが気になる女性にはこれも嬉しい効果ですよね。
その他、女性が嬉しい主な栄養はビタミンC、ビタミンE、鉄、カルシウムが含まれているので「美肌・若返り効果」「貧血予防」があります。
他にも、モモルデシンの効果で食欲増進・血糖値の上昇抑制があって食欲が出る上に整腸作用…つまり胃の粘膜を保護してくれる効果があるのですから、夏バテ予防にもなるわけです。また、モモルデシンにはコレステロールの低下作用もあります。
妊婦さんだけでなく女性ならいつ食べても嬉しい栄養が含まれていますが、特に妊婦さんに嬉しいのがゴーヤには葉酸が多く含まれているという事です。
葉酸は妊娠すると通常より2倍程摂取しなくてはいけないと言われている栄養なので、葉酸が多く含まれているゴーヤの栄養は是非摂取したいところです。
ゴーヤのおすすめの食べ方は?
ゴーヤの苦みが美味しいという人もいれば、苦くて食べられないという人もいると思います。この苦みは基本の下ごしらえをしっかり行えば、苦さが軽減されるので是非お試しください。
- 両端を切り落として縦半分にゴーヤを切る
- スプーンでタネとわたをきれいに取り除く
- 食べやすい大きさに切って、塩をもみ込んで10分ほど放置する
- 水かお湯で塩を洗い流す
以上の下ごしらえを行えば、そのまま調理するよりも苦みが軽減されます。
動画でも下処理方法が確認出来ますよ。
ゴーヤを使った料理をいくつかご紹介しますので、機会があれば上記に紹介した下処理をして是非作ってみて下さいね。
ゴーヤチャンプル
ゴーヤの定番料理ですね。
先に紹介した下処理を行ってから片栗粉をまぶして熱湯でさっと茹でてから調理すると、苦みが本当に気にならなくなりますので是非一度お試しください。
ゴーヤと酢の物
カニカマなどを合わせると美味しいです。
ゴーヤの苦みはチャンプルより残りますが、苦みも楽しみつつ酸っぱい物が食べたくなった時におすすめの組み合わせです。
ゴーヤの佃煮
醤油と砂糖で煮るので、ゴーヤの苦みもあまり気にならずに食べれるのでおすすめです。
ゴーヤをたくさん食べても大丈夫?
噂話やインターネットで検索すると「ゴーヤは妊婦には害」という話も聞きます。
ゴーヤ独特の苦みが原因で言われている事かもしれませんが、中には “妊婦がゴーヤを食べると流産する” という話題までありました。
このような記事を見ると不安になりますが、調べてみると科学的な根拠は一切ないようですし、実際ゴーヤが原因で流産した人はいないんじゃないかな~っと思います。
じゃあゴーヤはいくら食べても問題ないの?という話になった場合は、やっぱりどんな食べ物も限度という物があるので常識の範囲内なら問題はないかと思います。
ただゴーヤは食物繊維が豊富なので食べ過ぎると下痢になってしまったり、キニーネという体を冷やす効果がある成分が含まれているので過剰摂取は控えた方がいいと思います。
妊婦さんは出来るだけ、身体を冷やさない方がいいですからね。
ただこのキニーネという成分はゴーヤだけでなく夏野菜全般に含まれている成分なので、ゴーヤだけ食べ過ぎに気を付ければいいという事でもないのでご注意くださいね。
まとめ
ゴーヤを妊婦さんが食べるといいという理由をまとめてみました。
- 女性に嬉しい栄養や、身体にいい栄養が豊富
- 特に葉酸が多く含まれているため、妊婦さんは特に摂取したい食べ物
- 下ごしらえをすれば、苦さが軽減される
- ゴーヤを沢山食べ過ぎると下痢になったり身体を冷やしてしまう事があるので食べ過ぎないようにする
いかがだったでしょうか。
葉酸はサプリで摂取する妊婦さんも多いですが、葉酸だけでなく健康に良い栄養が豊富なゴーヤは是非食べておきたいですね。
スポンサーリンク
コメント