夏になると涼しげな和菓子が店頭でよく目に入ってくるようになりますが、わらび餅や水ようかんなど、特に夏!というイメージがピッタリだと思います。
水ようかんの入れ物は涼しげで夏にピッタリですが、夏に限らず見かける普通のようかんとは中身が違うのでしょうか?
味的にはちょっと違っているような気もするんですが、どこが?と聞かれるとはっきりここが違うと説明出来ない…という事で、今回はそんなモヤモヤを解消する為に水ようかんと普通のようかんの違いを調べてみました。
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水ようかんとようかんはココが違う!
小豆の餡を型に流し込んで、寒天で固めた和菓子の事をようかんといいます。
これがいわゆる普通のようかんの事を指していて、練りようかんと呼ばれる事もあるようです。
水ようかんは練りようかんより、寒天の量を減らして水分を多く含んだようかんの事を指すようです。
寒天を減らして水分量を多くした事により、柔らかい食感に仕上がっているんです。
水ようかんは普通のようかんと比べてみずみずしく柔らかく、つるんと食べやすいように考えて作られたようですね。
水ようかんとようかんのおいしい食べ方とは?
水ようかんはそのままスプーンですくって、普通のようかんは切って分けて食べるのが一般的ですが、そのまま食べるのに飽きてしまったりようかんが余ってしまった時には自分でアレンジをして食べてもいいと思います。
ようかんの味はあんこなので、熱して溶かすと簡単にあんこの代用品になるため意外とアレンジレシピは沢山あるんですよね。
今回は数あるアレンジ料理の中から、私が好きな料理をいくつか紹介させていただくので一度是非作ってみて下さい。
・あんみつ風にアレンジ
市販のフルーツみつまめの中に水ようかんを入れると、水ようかんが餡子の代わりになって、『なんちゃってあんみつ』になるのでおすすめです。
普通に水ようかんやフルーツみつまめだけ食べるより、とっても簡単で豪華になってちょっと得した気分になりますよ。
・デザートピザパン風にアレンジ
市販のパン生地を薄くのばして、切ったようかんを包み込んで焼くだけのお手軽ピザパンです。
サイズは練りようかんを一人分に切ったくらいがちょうどいいと思います。
ようかんだけでなく、生クリームを追加しても美味しいですよ。
・ようかんの天ぷら
通常の天ぷらと同じように小麦粉で衣をつけてあげるだけです。
熱いうちに食べたらようかんがいい感じに溶けて、普通のようかんとは全く別の食感が楽しめますよ。
・おしるこ
水ようかんを熱して溶かしたらお餅を入れるだけの簡単料理。
下記の動画で作り方も確認出来ますよ。
カロリーはどれくらい?
和菓子であるようかんのカロリーは低いのか、やっぱり甘くて美味しいから高いのか…気になりますよね。
100g単位でみると下記が目安になります。
- 練りようかん → 295キロカロリー
- 水ようかん → 130~171キロカロリー
水ようかんの方が100g単位のカロリーは低いのですが、練りようかんは1本を切って家族で分けて食べます。一方で、水ようかんは一人で1個食べるのが普通なので一回で摂取するのはどちらが多いかは…その時次第になりますね。
水ようかんの容量はだいたい70~80gくらいの物が多くて、私の家にあるメーカーの水ようかんは72gで76キロカロリーと記載されていました。
1個あたりのカロリーを見たら、通常では分けて食べても練りようかんの方がカロリーを多く摂取してしまいそうですね。
まとめ
水ようかんとようかんの違いを比べてみました。
- 寒天の量を減らして水分を多くしたようかんを水ようかんという
- 水分量が多いので柔らかくてつるんと食べやすいのが水ようかん
- ようかんはあんこの変わりになるので色々なアレンジに使用出来る
- 通常の練りようかんより水ようかんの方がカロリーが少ない
いかがだったでしょうか?
今回アレンジ料理もご紹介させていただいたので、もしご自宅に残ったようかんがあれば、是非お試しくださいね。
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