小学校に通うようになると、宿題が出るようになります。喜んで自分からやってくれる初めのころはいいのですが、だんだんしぶるようになってくると、親としては困ってしまいますよね。
宿題をやらずに翌日学校へ行くと先生から叱られるでしょうし、成績にも悪影響を及ぼします。宿題をやってこない回数が多くなると、担任の先生から親に連絡が来るかもしれません。
また、宿題を終わらせてから遊びに行ってほしいと思っていても、学校で友達と遊ぶ約束をして帰ってくることもあり、なかなか毎日は難しいこともありえます。
今回は小学生の宿題を親がチェックするポイントと、いつどこで宿題をするのがよいのかという環境面についても考えていきます。どうぞご覧ください。
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目次
小学生の宿題を親が見るポイントとは?
モデルルームを見に行くと、リビングに「お子さんの学習スペース」が設定してある家がいくつもあり驚きました。
また、通信販売のカタログにリビング学習用のグッズが載っていました。
近頃は本当にリビング学習が主流になっているようです。
では、なぜリビング学習がこんなに推奨されているのでしょうか?
小学1年生の宿題で考えてみましょう。
宿題は、①音読、②国語(ひらがな)、③算数(計算)とします。
① 音読
音読は、国語の教科書を声に出して読み、おうちの人に聞いてもらう、というもので、もちろん親のすぐそばでする宿題です。
② 国語(ひらがな)
ただひらがなを書くだけの宿題ですが、曲者です。字が汚くて練習になっていないことがあります。下敷きを敷いていなかったり、消しゴムを使ったのにうまく消せていなかったり…習慣になるまで側でみていないとだめなんですね。
③ 算数(計算)
初めは数をかぞえる、とか一桁の足し算とかから始まります。少し日にちが経ってくると、自分で丸付けをして直しまで…とか、おうちの人に丸付けしてもらいましょう、と宿題が増えてくることもあります。
また、難しくなってくると、「わからなーい」と投げ出しそうになることも。ここでも親の出番がありそうです。
と、こんな感じに、小学生はまだまだ一人で勉強するのは難しいですね。
学校では、友達や先生と勉強しています。
家でも、一人で勉強するために練習をしていかなければならないわけです。
リビングでやる意味は、『親の目の届きやすいところ』ということです。
つまり家庭の環境に合わせて考えれば、リビングでなくてもいいのですね。
では、どのように学習の環境を整える?
普段の状態と違う「学習の時間」という雰囲気をつくる
テレビを消して、静かな集中しやすい環境を整えましょう。
もし、周りに大人がいる時には、新聞や本を読む・家計簿をつけるなどして、一緒に学習する姿勢をみせるといいですね。
手元のライトを準備する
リビングの明かりが読書や学習に向いている光量が確保できているでしょうか?リラックス感を重視した場合は、照明をプラスしましょう。
姿勢を正しく保てる椅子か確認する
姿勢は習慣です。毎日学習する場所なら、その環境も整えてあげたいですね。
ポイントは足の裏がついているか。背筋を伸ばして座れるか。座った時に自然と腕が開くかどうか、確かめましょう。
集中して学習できているか、こっそりチェック
子供は、初めは集中が持続できないものです。ぼーっとしているかな?と思ったら「どこまで進んだかな?」などと声をかけて学習に意識を戻してあげましょう。
いつ宿題をするのがいい?
基本的に宿題をするタイミング(時間)は以下の4点があります。
- 学校から帰ってきてすぐ
- 夕食前
- 夕食後
- 朝 (早起きしないと…)
家のリズムに合わせていくつか体験させてあげて、ぴったりとはまる時間があるといいですね。
しかし…それでも、子供がだらだらしてしまい、宿題がのびのびになってしまう…そんな時は、いつやるか、子供自身に決めてもらいましょう!
「いつやるか」
「なぜ、そのときにやるといいのか」
「やらなかったらどんなスペシャルトレーニング(罰ゲーム)をするか」
を考えさせたほうがいいです!
子供がきめることで、積極的にその時にやろうという気持ちが生まれますね!
なかなかやんちゃな子は、紙に書いて、見えるところに貼っておくと、親に言われなくても自分でできるようになりますよ。
まとめ
- 低学年のうちは、宿題は親の目の届くところでする
- 宿題をする環境を整えよう
- いつ宿題をするかは、子供に決めさせよう
お子さんが、自分から集中して宿題をしてくれるようになったら、成長を感じますね~。
この記事が参考になれば幸いです!
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