ふきんの洗い方!簡単でしっかり除菌と消臭ができる方法をご紹介

生活の知恵

皆さん、ふきんを使っていますか?

食卓やキッチンの上を拭く台ぶきんや、洗った食器の水滴を拭うためにふきんをつかっていますよね?

おそらく、使わない日はないんじゃないかと思います。

 

ここで、ちょっと考えてみてください。皆さんの使っているふきん、日々清潔に使えているでしょうか?

食卓の上を拭くなら、こぼした食べ物をそれで拭くこともあるでしょう。食べ物を拭けば汚れます。また、食器洗いのふきんは台ぶきんと別々にしていると思いますが、食器と直接触れますよね。

もし雑菌がわいたら、食器にそれが付着するかもしれません。雑菌の繁殖した台ぶきんでテーブルを拭けば、雑菌をテーブル全体に広げてしまいますよね。

 

ふきんを清潔に使うには、日々の手入れはどのようにすればよいでしょうか?

記事ではふきんの洗い方について調べましたので、どうぞお付き合いください。


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ふきんの簡単な洗い方とは

ふきんを洗って清潔に保つには、どのような状態であればよいでしょうか? 言い換えれば、清潔という言葉の意味するところですね。ここでは、次の3点を満たせば清潔と考えることにします。

 

  • 汚れが落ちていること
  • 除菌されていること
  • イヤな臭いがしないこと

 

3つの要件を挙げていますが、難しく考える必要はなく、ふきんを食器用洗剤で洗います。

衣類と一緒に洗濯機で洗う方法もあるかと思いますが、私はちょっと抵抗があります。下着と一緒にふきんを洗うって、抵抗ありませんか? 下着と言わないまでも、衣類についた油汚れ、泥汚れと、食卓や食器を拭くふきんとは一緒にしたくない気がします。

洗濯機を使うと手が荒れないという利点があるので、そこは皆さんの事情に応じて選んでください。

 

洗った後は重曹水に浸して一晩おきます。これは消臭に効果があります。ただし除菌効果は薄いです。

重曹水の後は干します。天日干しをすれば日光消毒になります。干す前に熱湯を掛けると高温による殺菌作用があるのでベターです。熱湯消毒したのなら部屋干しでもいいでしょう。干すときは完全に乾くまで干してください。

以上まとめると、

  • 食器用洗剤で洗う (汚れ落とし)
  • 重曹水 (消臭)
  • 天日干し、熱湯をかける (除菌)

の3つの要件を満たすことができます。

 

徹底的に洗うなら煮洗いがおすすめ

より徹底して洗う場合は煮洗いをするとよいでしょう。読んで字の通り、ふきんをグツグツ煮ることによって洗うのです。

私のところにある、ある程度使い込んで汚れた台ぶきんを煮洗いして、どこまで汚れが落ちるか試してみます。

 

ふきんの左下に目立った汚れがあります。

 

重曹を準備します。近所のスーパーで500g入りが200円くらいでした。

 

鍋の代わりに古いフランパンに適量の水を入れ、重曹を大さじ2杯ほど入れます。そして、ふきんを入れて中火〜弱火でグツグツと煮ます。

 

10分ほど煮込んだところ。透明だった重曹水が黄色く濁ってきました。

 

煮出しが終わったら水ですすいで、食器用洗剤で洗います。煮出しをすることで汚れ落としと熱湯消毒をしたことになります。上と同様、重曹水に一晩浸して消臭するとベターです。

食器用洗剤で洗ってから、乾かした結果がこれです。

 

左下の目立った汚れを落としきるところまではできませんでしたが、最初の写真を比較すると汚れの範囲は減っていて、一部は落ちています。

この後、キッチンハイターで漂白したのですが、これ以上白くなることはありませんでした。これ以上白くするのは無理と思えますので、白いふきんとしての役目は限界だったのでしょう(^^ゞ

 

以上まとめると、

  • 煮出し、食器用洗剤で洗う (汚れ落とし)
  • 重曹水 (消臭)
  • 煮出し (除菌)

の3つの要件を満たすことができます。

 

この実例では煮洗いの後で漂白しました。ふきんを洗うときには漂白剤を使うことが多いと思います。しかし、漂白剤の使用においては注意することがあります。

それは具体的にどんなことなのか、見ていくことにしましょう。

 

漂白剤の使用で注意すること

汚れ落としと除菌するために、漂白剤を使うこともあるでしょう。漂白剤は使う順番が大事です。必ず、洗ってから漂白します。漂白してから洗うのはダメです。理由は次の通りです。

  • 洗うことによって、繊維についた汚れを落とします
  • 漂白によって、繊維そのものを白くします

従って、まず洗うことで繊維についた汚れをとり、言ってみれば繊維をむき出しの状態にします。続いて漂白することで、漂白剤の成分が繊維の隅々まで行き渡るのです。だから、洗うのが先で漂白が後です。

 

漂白剤には塩素系と酸素系があります。キッチンではハイターに代表される効果の高い塩素系を使うことが多いかもしれませんが、効果が高い分、生地を傷めますし、色柄が落ちてしまいます。塩素系の漂白剤で繰り返しふきんを漂白すると、しまいにボロボロになってきます。

酸素系は塩素系に比べて効果はマイルドですが、生地を傷めません。衣類用の漂白剤の多くが酸素系である理由はこれです。うまく使い分けるようにしましょう。

 

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まとめ

ふきんの洗い方について記事にしました。

  • 簡単な洗い方は食器用洗剤で洗うこと
  • 少し手間は掛かるが徹底して洗うには煮洗いがおすすめ

ふきんを清潔に保つには、汚れ落とし、除菌、消臭、加えて漂白が大事ということをお伝えしました。徹底して洗うなら煮洗いという方法もあります。

これらの中で最も大事なのは除菌でしょう。臭いの元は雑菌ですから、除菌できればイヤな臭いもおさまると言えます。もっとも、熱湯消毒などで除菌しても何となくイヤな臭いが残っているなら、それはもうふきんとしての役目を終えているのかもしれません。新しいのを下ろして、気持ちよく使いましょう。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


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