自分たちの結婚式に出席して下さる招待客の方々にどうしたら喜んで頂けるか。あれこれ悩むのも当然です。最初に会場に着席して頂くための「席札」で結婚式の雰囲気もガラリと変わります。大切な時間を自分たちの結婚式の為にあてて頂くのです。
感謝を込めて席札にメッセージを添えてはいかがでしょうか?
ここでは、席札の書き方のマナーと文例をご紹介します。
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席札のメッセージとは?
「席札(せきさつ)」は招待したお客様のお席の案内です。
どの方にどこのお席についていただくのか、テーブルの上に表示する物ですが、この席札に、気持ちの温かくなるようなメッセージが添えられていたとしたら、お客様も自然に笑顔が浮かぶ事でしょう。
私が出席した結婚式では、一人一人の席に1本ずつのワインがあり、席札がワインボトルのラベルになっていました。ラベルには新婦がデザインしたロゴが入っていて、とても素敵でした。
そこまでしなくても、手作りの席札で中に個人に宛てたメッセージが書かれてあったらどれだけ嬉しいでしょう。
以下では招待したお客様に応じたメッセージ例を紹介します。
職場の上司へのメッセージ
これからも公私ともに御指導・御鞭撻をお願い申し上げます。』
今後は一家の主として、改めて身を引き締め、業務に励んでいきたいと思います。
今後も変わらぬご指導、ご鞭撻くださいますようお願いい申し上げます。』
入社してから今日まで、○○さんには大変お世話になりました。
これからもご迷惑をおかけするかもしれませんが、精一杯頑張りますので、
ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。』
友人へのメッセージ
急な受付のお願いも引き受けてくれてありがとう。
今日は楽しく飲んで帰ってね。また、みんなで遊ぼうね。』
忙しい中、二次会の幹事を引き受けてくれてありがとう。
これからは夫婦共々よろしくね!』
先輩(職場、学生時代)へのメッセージ
○○さんのように笑顔のあふれる温かい家庭を目指して、二人で頑張っていきたいと思っております。
これからもご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。』
しかも、急遽お願いした祝辞も受けて頂きありがとございます。
高校を卒業してから先輩とはなかなか遊びに行く機会がないですが、
たまには私(僕)とも遊んでくださいね。』
いつも親切にして頂き、とても感謝しております。
○○に新居を構えますので、近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。』
最近はなかなか会う機会がありませんね。
近いうちに食事でも行きましょう。
その際は、○○さんの夫婦円満の秘訣を教えてください。
これからも末長くよろしくお願いします。』
親戚へのメッセージ
これからは夫婦共々よろしくお願いします。』
おじさん(おばさん)とは、年末くらいしかお会いできませんが、
いつもいろいろな話が聞けるのでとても楽しみにしています。
今年からは○○も一緒に連れて行きますので、○○共々よろしくお願いします。』
いつも優しいおじいちゃん(おばあちゃん)を私(僕)は大好きです。
ひ孫ができるように頑張るから、おじいちゃん(おばあちゃん)も健康に気をつけて長生きしてね。これからもよろしくね』
席札の書き方のマナー
メッセージの内容は、お友達や同僚だと日頃の話し言葉でも構いませんが、年上の方や上司などは敬意を込めて敬語で書きましょう。
席札はどなたに見られるかわかりません。人に不快感を持たせる内容はいけません。出席して頂いた事のお礼の言葉を添えます。
また、どの方の文章も同じぐらいの長さで統一します。お友達には長々と書いて、疎遠の方には短文では失礼です。
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まとめ
最近の結婚式は、昔のような豪華な結婚式をする人は一部で、アットホームな手作り感のある結婚式も随分増えてきました。
席札は、ただ席がわかればいいと思う人もおられますが、当日はお招きした方々、お一人ずつに直接お礼を言う時間は無いですし、日頃恥ずかしくて言えないお礼の言葉もメッセージなら言えますね。
思い出や感謝の言葉を添えて、思い出の残る結婚式にしてくださいね。
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