鎌倉といえば、海だけでなくあじさいが有名ですよね。
私はまだ行った事がないのですが、友人が鎌倉に行った際に「あじさい寺ってどの辺りですか?」と現地の人に聞いたところ「あじさい寺って複数あるけど、どこの事?」という返事が返ってきて困ったそうです。
鎌倉には「あじさいの三大名所」と呼ばれる明月院・長谷寺・成就院が有名で、友人が行きたい「あじさい寺」がどれを指しているのか伝わらなかったみたいですね。
有名なあじさい寺が複数あるとは…行く前の下調べは大切ですね。
そこで今回は、あじさいの三大名所の一つ明月院(めいげついん)についてまとめてみました。
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明月院のあじさいの開花時期は?
明月院のあじさいは6月上旬から7月中旬ころまで咲いていて、6月中旬から6月下旬に見頃を迎えるようです。
平年並みの気温なら、6月20日から6月30日くらいが見頃のピークになるようです。
明月院のあじさいの見どころ
明月院に咲くあじさいは「ヒメアジサイ」という日本古来の品種です。院内には2,500株あると言われていて、そのすべてがきれいな濃い青色となって咲いています。
ヒメアジサイは他の土地で見ると、明月院ほど濃くて綺麗な青色には見えないそうです。
あじさいの色は土地に含まれる酸性が強いと青く、アルカリ性が強いと赤くなる傾向があるようで、明月院の土地の性質のおかげでより綺麗な濃い青色の花を咲かせてくれているようです。
ここでしか見られない青色という事で、明月院の濃い青いあじさいは「明月院ブルー」と呼ばれて有名になったそうです。
明月院はあじさいが咲くと境内一面があじさいで埋め尽くされるそうです。
ここでしか見られない一面に咲く明月院ブルーを見る為に、山門前の表参道には開門前からずらりと人が並びます。
あじさいの時期は混雑を覚悟した計画を立てて拝観した方がいいですね。
もしくは、あまりゆっくり出来ませんが遅めの時間に北鎌倉駅に到着するようにして、閉門間際に明月院に入るようにすれば混雑を避けられると思います。
下記動画で明月院のあじさいや境内の様子などが見られます。
明月院へのアクセス方法は?
公共交通機関
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩10分。
または鎌倉駅より江ノ島電鉄バスに乗り「明月院」下車徒歩5分。
最寄駅の北鎌倉駅の近くには、明月院以外にもあじさいの観光スポットが多くあります。
北鎌倉駅から鎌倉駅を目指しながら、途中にあるあじさいの観光スポットに寄りながら散歩するのも人気があるようですよ。
時間にすると2時間から3時間程かかるようですが、綺麗なあじさいを見ながら散歩するのも気持ちがいいですよね。
拝観時間
<6月>
8時30分から17時まで
<6月以外>
9時から16時まで
拝観料
6月 :大人500円、子供300円
6月以外:300円均一
あじさいで観光客が増えるという時期だけに、6月のみ拝観料と拝観時間が違っています。1時間以上拝観時間を長くしてくれるのは嬉しいですね。
駐車場はある?
明月院には駐車場はありません。
北鎌倉駅近くにコインパーキングが数か所あるようですが、台数が少ないうえにあじさいの時期は大混雑が予想されるので、車で行くより公共交通機関を利用する事をおすすめします。
まとめ
あじさい寺、明月院についてまとめてみました。
- 6月中旬から6月下旬が見頃
- 「ヒメアジサイ」2,500株が見られる
- 明月院でしか見られない濃い青色のあじさいが見られる
- 6月のみ拝観料や拝観時間が変更される
- 車を利用するより公共交通機関の方がおすすめ
いかがでしたか?
鎌倉では場所によって見られるあじさいの種類や見頃が変わってくるそうです。
明月院では1種類のあじさいのみが咲いているので、6月中旬から下旬の見頃を迎えるころには明月院ブルーが一斉に咲いていてとても見ごたえがありそうですね。
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