ハウスダストの掃除方法!鼻水で苦しんだ私が取り組んだ方法とは

健康づくりと病気予防

ある頃から家にいると鼻水が止まらなくなってしまいました。

ちょうど花粉のシーズンが始まる頃だったので、「とうとう花粉症デビューしてしまったのか!」とガッカリしたのですが、不思議と外に出ると鼻水が出ないのです。

あれほど家の中ではグシュグシュしていた鼻が、外に出るとスッキリするのです。(花粉症で苦しむ方には皮肉に思えるかもしれませんが…)

 

これは花粉以外の何かが原因に違いないと思い、ネットで調べてみると、家の中のホコリ(ハウスダスト)が鼻水の原因になっているのでは、と考えるようになりました。

ハウスダストのアレルギー対策には、掃除を入念にすることや空気清浄機の導入などがあります。

いろいろ対策を講じたところ、家の中での鼻水が解消されましたので、その結果を記事にしようと思います。どうぞお付き合いください。


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まずはフローリングの掃除

筆者の自宅はマンションで部屋はすべてフローリングになっています。

これまで掃除といえば掃除機をかけていたのですが、これは必ずしも正しくないそうです。

掃除機をかけると、その排気がかえってハウスダストをまき散らす恐れがあるということなんですね。排気フィルターのしっかりした掃除機ならハウスダストを抑えてくれるかもしれませんが、筆者宅の掃除機にはそんな機能はありません。

フローリングに限らず、掃除機をかけるときは窓を開けるなど、換気をしっかりすることが必要です。

モップで水拭きが基本

フローリングの掃除のやり方を調べてみると、固く絞った雑巾やモップでの水拭きが基本のようです。拭き取ることで床のホコリが舞い上がることを防げます。

そこで、レビューを参考にして、amazon で次のモップを買いました。排気フィルターのしっかりした高機能な掃除機を買うこと思えば安い投資だと思いました。

 

モップのクロスを水で濡らして固く絞り、フローリングをこれで拭きました。床に目に見えるホコリは見当たりませんが、拭き終わったクロスを見ると所々が黒くなって、ホコリを拾っているのがわかりました。

見えるところだけでなく、スチールラックの底と床の間も拭きました。ここにホコリがたまっていて、掃除の成果を感じます。

モップでは細かいところまでは拭けないので、濡らした雑巾を固く絞って、手で拭き掃除もしました。

 

鼻水が出た時期はエアコンを使うときでもありました。意外とこのエアコンがくせ者で、エアコンで循環させた空気で床のホコリが舞ってしまいます

寒い時期だったので、エアコンを止めて鼻水が出るか実験はできなかったのですが、そこそこ勢いのある風が床に当たります。勢いのある風が床に当たると、床のホコリが空中に舞うので、水拭きをしっかりすることが必要になってきます。

 

なお、フローリングに湿気によるカビはなかったので、カビ除去の対策はしていません。

 

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床以外にあるホコリを払う

部屋に小物がたくさんあると、それらにホコリが付きます。小物のホコリは次のような除電ブラシで払ってやりました。

 

棚や電化製品、とくにTVの裏側、ハードディスクレコーダーやオーディオ機器の上には長期間たまったホコリがあります。ラックから出してホコリを拭きます。

 

そして、「ホコリの巣」になっていたのがリビングに置いてあるパソコンでした。

意外に思うかもしれませんが、パソコンの中はホコリだらけです。パソコンには排熱のためのファンがあって内部の熱い空気を排気するようになっています。

排気するということは一方で空気を吸い込んでおり、空気と一緒にホコリも吸い込み、それが電子部品のまわりやケース内部にたまってくるのです。

パソコンの近くに寄ると鼻水が酷くなっていた気がしていたのですが、筆者宅の場合、排気ファンから内部のホコリをまき散らしていました。

 

パソコンを掃除するには、ケースを開けて中を覗く必要があります。ケースを開ける際にはパソコンの電源を切って、プラグをコンセントから抜きます。

中を覗くとケーブル類で混み合っているので、次のようなエアダスターでホコリを吹き飛ばします。吹き飛ばしたホコリは掃除機で吸い取ってあげます。

 

パソコンに詳しい方なら分解して掃除し、組み立て直すことが可能ですが、上級者向けです。あまり詳しくないのであれば、ケーブル類をコネクタから抜いてしまわないよう注意します。

 

その他の対策

フローリングの掃除と、小物、電化製品、パソコンのホコリを払う以外でハウスダストに対して講じた対策を紹介します。

 

空気清浄機の導入

リビングに空気清浄機は元から入れていたのですが、置き場を工夫し、空気清浄機の効果がリビング全体に行き渡るようにしました。

使っている空気清浄機はシャープのプラズマクラスターです。新規に購入する場合は、実際の部屋の広さよりワンランク上の機種を選んだ方が余裕を持って運転できますよ

 

布団を干す

「布モノ」はハウスダストの温床と言われます。布団の場合はダニが怖いです。

天日で干した後、布団に掃除機をかけました。花粉症の方は入念に。TVショッピング等で流れている布団専用の掃除機を使っても良いでしょう。筆者は持っていませんが…

布団を干したなら、シーツも洗いましょう。できれば週1くらいのペースでシーツを洗いたいものです。

カーテンを洗う

部屋にある大きな布モノといえばカーテンです。

カーテンをパタパタと振ってみたら、ホコリがブワーッと出たので、こりゃあかんと思ってカーテンを洗濯機で洗いました。

洗濯機で洗う場合、水洗いOKでないといけないので、ここは確認しましょう。

 

部屋に空気を通す

筆者宅のようなマンションは一戸建てと比べて風の通りが良くないです。角部屋でない限り、ふつう窓は2面(時には1面)しかなく、風が通りにくくなっています。

気密性の良さはマンションの長所ですが、同時に短所にもなります。空気が入れ替わらないのは気分的にもよくありません。

 

平日は仕事で不在のため窓を開けられないのは仕方ないとして、休日くらいは一定時間窓を開けて空気を通しましょう

花粉シーズンには、空気を通すことで花粉が入ってきてしまいます。空気を通した後は空気清浄機を「強」で運転するなどして、部屋の花粉を取り除きます。

 

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まとめ

ハウスダストの掃除方法について、筆者が実際にどうしたかを紹介しました。

  • フローリングはモップや雑巾で水拭きする
  • 小物や電化製品についたホコリを払う
  • 空気清浄機を使う
  • 「布モノ」を洗う
  • 部屋に空気を通す

 

家の中で花粉症でもないのに鼻水が止まらなくなったら、ハウスダストによるアレルギーを疑ってみましょう。

掃除をキッチリとして空気清浄機を使うことで、ハウスダストの影響を減らせるかもしれません。みなさんの参考になれば幸いです。


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