みなさん、毎朝スッキリしてますか?
スッキリ気持ちよく目覚めることは大事ですが、ここで言ってるのはお腹のスッキリですよ。ちょっと下品な話かもしれないですが、排泄ってのは非常に大事なことですから。
便秘が習慣化してしまうと、肌荒れ、吹き出物、下腹部の不快感、ダイエットの阻害……に始まり、最悪は大腸がんまで引き起こしてしまうから、「たかが便秘」って軽く済ませちゃいけないんです。
「出ないときは薬を飲んでる」って方もいるでしょう。確かに薬を飲んだら出ますよね。しかし、刺激性の便秘薬は習慣性があると言われますし、飲む量を増やさないと効かなくなっている人もいます。
できれば薬に頼りたくないと思っているあなた!
紅茶に生姜を入れた生姜紅茶が便秘解消に効果があるかも、と言われていますので、紅茶と生姜の効果について調べてみました。どうぞお付き合いください。
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生姜紅茶の作り方
生姜紅茶の作り方は簡単です。
ティーバッグでも茶葉からでもいいので、ふつうに紅茶を入れ、そこにすり下ろした生姜を入れます。生姜の量は小さじ1杯程度で味を見て、お好みで加減してよいでしょう。
風味を優先すると、飲むたびにすり下ろすのがよいのですが、チューブの生姜でも構いません。チューブから3~5cmくらい出して入れます。甘みが欲しい方はハチミツや黒砂糖を加えてもいいです。
……簡単ですよね。
飲む量はその人の体調やお腹の状態がありますので、一概には決められませんが、まずは朝昼晩の食事時に飲むようにして、一日に3杯から試してみてはいかがでしょうか?
尿の回数や便通を見て飲む量を加減します。尿の回数が多く、便通が少ないようであれば減らした方がいいかもしれません。逆に、尿の回数が変わらないのであれば増やしてもよいと思います。便通がよくなれば、今の量を続けて様子を見ましょう。
あとで書く理由により、管理人は大量に飲むことはおすすめしません。
冷たいのは胃腸が冷えて、かえってよくないので、ホットがおすすめです。
管理人の体験です。ティーバッグの紅茶をふつうに淹れ、チューブの生姜を 3cmくらい入れて生姜紅茶を作って、朝昼晩の食後に飲んでみました。
3日くらいしたら便通の回数が増えてスッキリしました。尿の回数は変わらなかったので、飲む回数を増やしてもいいかもしれませんが、今のところは朝昼晩の3回としています。
なぜ便秘解消が期待できるのか?
紅茶にはカテキンというポリフェノールが含まれていることをご存じですか? カテキンには、ざっと挙げただけでもこれだけの効果があります。
- 殺菌(抗菌)作用
- コレステロール低下
- 抗酸化作用
- 高血圧の予防
ここでは、殺菌(抗菌)作用を取り上げてみましょう。
紅茶の殺菌(抗菌)作用
食中毒を起こす細菌に対し殺菌作用があります。中でも、ボツリヌス菌の殺菌効果は緑茶より強いとされます。
また、紅茶でうがいをするとよいって聞いたことありませんか? インフルエンザウイルスの予防効果があるそうです。(ただし、感染してからでは遅い)
管理人はカテキンを含む液体歯磨きで歯のケアをしています。カテキンが歯のプラーク(歯垢)付着を阻害する効果があります。
こうして、カテキンに殺菌作用があるのがわかったと思いますが、腸内の乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌には影響を及ぼさないのです。これは結果的に腸内環境が善玉菌優位になることを意味します。
腸内の善玉菌が増えれば、下痢や便秘の改善が期待できますし、便の臭いが弱くなります。
生姜の効果とは?
風邪を引くと生姜湯を飲むとよい、って言いますよね? 生姜には何となく身体によさそうというイメージがあります。
生姜の主成分はジンゲロールといって、こんな効果効能があります。
- 身体を温める
- 殺菌効果
- 鎮痛作用
- 吐き気を抑える
- かぜの初期症状の緩和
- 体温を上げる
- 血行をよくする
- 消化器系の機能改善
- 胃痛、便秘の解消
最後の2つに注目です。
身体が温まると新陳代謝が活発になり、胃腸の働きがよくなり、腸の蠕動運動がよくなることで便通へとつながります。
管理人は毎日、生姜の入った栄養ドリンクを飲んでいます。飲んだ後、お腹の中からカーッとした温感みたいなものがあります。
逆に身体が冷えると新陳代謝が鈍くなり、胃腸の働きも悪くなってしまいます。冷えは万病の元ですよ。
なぜ飲み過ぎはダメか?
紅茶にはカフェインを含みます。カフェインには利尿作用があり、体内の水分を尿として出す働きがあります。これはむくみの改善にはよいのですが、便秘にはよくありません。
本来、便を柔らかくするために使われるはずの水分が出されてしまうのですから、便が硬くなってしまいます。便が硬くなると便秘になりやすいのは当然です。一日に大量に飲むのはおすすめしませんと言ったのはこのためです。
一方で、カフェインには腸の動きをよくするという働きもあります。ですから、朝昼晩の食事時に飲む一日3回から試すことを管理人は推奨します。上にも書きましたが、尿の回数と便通を見て、量を加減します。
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まとめ
生姜紅茶と便秘改善について記事を書きました。
- 作り方はふつうに紅茶を入れて、すり下ろし生姜を入れる
- 紅茶のカテキンには殺菌作用がある
- 生姜には身体を温め、胃腸の調子をよくする効果がある
- カフェインを取り過ぎるとかえって便秘になる。飲む量は程々に。まずは1日に3杯から試してみる。
便秘対策には、食物繊維と十分な水分を摂って、便意をガマンしないことが最優先で、これを対策の柱とすべきです。そして、それをサポートする意味で、生姜紅茶を飲んでみてはいかがでしょうか?
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