USBの卓上加湿器の効果は?オフィスの乾燥に使えるか?

家電製品

暖房

寒い季節になると、どこのオフィスでもエアコンで暖房を入れます。エアコンだから温風が出てくるわけですね。

冷える屋外からオフィスに入って暖かさを感じると、縮こまっていた背中が伸びて、快適になります。
上着を脱いでしまってもちょうどよかったり……

 

しかしこの暖房、ずぅーっとオフィスで仕事をしている人にとってはくせ者です。エアコンの温風がオフィスを乾燥させてしまいます

空気が乾燥すると、女性であればお肌がカサカサになって肌荒れを招いたり、何より喉が乾燥することで風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

 

管理人が勤める職場も、冬場はエアコンが絶好調に動作して、空気が乾燥しまくっています。湿度計をデスクに置いている社員によると、湿度20%を切ってしまうことも珍しくないとか(゚o゚;;

オフィスの乾燥対策として、一人の従業員としてできることは何でしょうか?


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乾燥対策の味方、加湿器

室内が乾燥するから何とかしなくちゃ…と思って、多くの人が思いつくのは加湿器の導入ではないでしょうか?

管理人が通う整体師さんのところでは、9月から加湿器の霧がブワーッと吹き出していました。

オフィスでは、今ではパソコンが全員に割り振られているために、USB端子に差し込んで電力を得る卓上加湿器を置いている方がいます。

 

実は管理人も職場のデスクの上にUSB加湿器を置いて、冬場になるとデスクから霧を吹き出しています。

…で、それが乾燥対策になると思っていたのですが、調べてみるとその期待には意外な結論が待っていました(+_+)

オフィスで加湿器は意味なし!?

結論を先に言うと、USBの卓上加湿器は気分的なものに過ぎなく、乾燥対策はほとんど期待できない、ということです。

なんと!
2000円出してamazonで買った加湿器なのに効果がないとは!?

 

まず、部屋の湿度を上げるには、霧が部屋中に行き渡るくらい出ないと意味がないということです。

オフィスなら自宅の部屋より遥かに広いでしょう。
自宅でさえちゃんとした加湿器を使うのに、それよりうんと小さい卓上加湿器で、遥かに広いオフィスの湿度を上げられるハズない…んですって!

そりゃー、言われてみれば確かにそうだけど…

 

まぁ、考えてみれば、水タンクの大きさがすごく小さいし、USB端子の電圧は5V、電力は2.5Wしかありません。圧倒的にパワー不足ですな。

加湿器で何とかしたいなら、同じ乾燥の悩みを持つ社員を集めて、決定権のある上司と相談してオフィス全体を加湿できる加湿器を買ってもらうのが根本対処ですね。

それでも乾燥を防ぐには

上司も会社もケチだし、悩みを共有できる同僚もいない…のでしたら、何とか自衛するしかありませんね。

加湿器を使うなら、申し訳程度のUSBタイプではなくて、100VのAC電源で動作するものを導入します。
これも自腹で買うことになりそうですし、職場の備品以外でAC電源を使う場合、ケチな会社だと「ノー」と言われるかもしれません(゚Д゚)

 

USBタイプを使うなら、霧が自分に向かって吹き出すようにしてみる。
湿度を上げるのは無理でも、肌や喉を潤すくらいにはいけるかもしれません。

あとはお茶を飲んで喉を湿らすとか……これもトイレが近くなってイヤだという方にはオススメできません。

意外にも、マスクをするのが喉の湿気を保つ点では有効かもしれません。

マスク女子

 

(追記)

USB の加湿器は超音波式と呼ばれるものです。これは水を超音波の作用で細かい霧にして噴出させます。小電力で動く、小型化が容易というメリットがある一方、水中の雑菌も霧と一緒に飛ばすというリスクがあります。このリスクのため、国内大手メーカーは超音波式から撤退しました。

「えっ、超音波式は危険なの!?」と判断する前にちょっと待ってください。このリスクはキチンと手入れをすることで回避できます。大事なのは、水をつぎ足さないことです。常に新しい水を使って、タンクをきれいに洗うことです。清潔に保つことが必要です。

 

まとめ

USBの卓上加湿器が乾燥防止に期待できそうと思って買った管理人ですが、この調査結果にはガッカリしています。

職場が乾燥対策に取り組んでくれるとは思えないので、ここに書いたことを実行して、寒い季節に備えようと思います。


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