2013年10月に式年遷宮を迎え、またパワースポットとして若い女性からの注目が集まっている伊勢神宮は日本の神社の最高峰に位置します。最高峰なだけに、正式には単に「神宮」と称します。
江戸時代には「おかげ参り」といって、一生に一度は参拝をしたいと民衆が思いをめぐらした神社でもあります。
近年では年間の参拝者数が1000万人を超え、国内旅行先としても人気が高いです。
その伊勢神宮へはどうやって行くのか、子供の頃、伊勢に住んでいた管理人が説明しますので、ぜひご覧ください。
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車で東京から行く方法
伊勢神宮のある三重県伊勢市は、伊勢湾の入口近くにあります。F1で有名な鈴鹿サーキットは名古屋に近いですが、そこからさらに 60km ほど行きます。高速道路、国道、鉄道が揃っており、アクセスが不便なことはありません。
車なら東名高速ひた走りで、まず名古屋を目指します。今では名古屋の湾岸道が開通したので、名古屋の市街地に入ることなく通過できます。東名高速 ⇒ 伊勢湾岸自動車道 ⇒ 東名阪自動車道 ⇒ 伊勢自動車道のルートがオススメです。
安く上げたいのなら、夜行の高速バスを使う手があります。池袋駅、新宿駅、東京駅から出ています。夜出発して朝到着します。帰りも夜行バスにすれば、丸一日有効に使えます。
駐車場は混雑するの?
車で悩ましいのが駐車場の有無。
外宮周辺には台数は少ないですが、無料の駐車場があります。外宮前にはNTTがあり、その周辺に駐車場があります。周りに高い建物がないので、電話局だとすぐにわかります(笑
初詣シーズンの内宮周辺の駐車場は混みます。そして有料です。国道23号線沿いの猿田彦神社近くにある駐車場の他、初詣シーズンには県営陸上競技場前の広場(グリーントピア)が臨時駐車場になります(下記写真)。
伊勢自動車道で内宮入りする場合、初詣時やGWは伊勢西インターと伊勢インターでは降りられないので、県営サンアリーナ近くの駐車場まで誘導されます。サンアリーナから内宮までは無料のシャトルバスがあり、約15分で移動できます。
高速を使いたいがサンアリーナまで行きたくない場合は、伊勢西インターの手前にある玉城(たまき)インターで降りますが、下道を通って内宮まで行くのは地元民でないと難しいかもしれません。カーナビが必要です(^_^;)
新幹線なら日帰り可能
電車なら、新幹線のぞみで名古屋まで移動します。同じのぞみでも微妙に変わりますが、1時間40分くらいで名古屋に着きます。
名古屋駅で近鉄に乗り換え、特急を使えば1時間半くらいで、急行なら2時間くらいです。JRの快速みえを使う手もあります。近鉄特急、JR快速みえ、近鉄急行の順に時間がかかりますが、この順で運賃も安くなります。
遅くても朝の8時に東京駅を出れば日帰りできます。移動に約4時間として、12時頃伊勢着。17時頃に伊勢を出れば、21時台に東京駅に着けると思います。
近鉄の参拝切符がお得
近鉄の「伊勢神宮参拝きっぷ」を買えば、京阪奈方面からと名古屋方面からの往復特急券と、現地の近鉄と三重交通バスが3日間乗り放題です。
リンク先 ⇒ 近鉄の伊勢神宮参拝きっぷ
伊勢神宮の最寄り駅は?
電車で伊勢までやってきました。どこで降りればよいでしょうか?
伊勢神宮は内宮と外宮があり、内宮には天照大神を祀り、外宮には豊受大御神を祀っています。
内宮だけ参拝するケースが多いのですが、せっかく来たのですから、両方にお参りしたいところです。正式には外宮を先に参拝します。
外宮の最寄り駅
外宮の最寄り駅は、JRと近鉄が共有する伊勢市駅です。下車したら、JRの改札から出ます。間違っても近鉄の改札から出てはいけません。元市民として言うと、裏口なのであまり見栄えのいいところではありません(笑
伊勢市駅を出たら、そのまままっすぐ7分ほど歩いた突き当たりが外宮です。
内宮へ移動
外宮から内宮は一本道ですが、6km ほどありますので、素直にバスかタクシーを使いましょう。上で紹介した近鉄の参拝きっぷを使えば乗り放題ですし、使わない場合のバス運賃は400円くらいです。
参拝を終えて帰途
内宮参拝を終えた後は、近くのおかげ横丁がおすすめスポットですが、ここでは帰途について書きます。
近鉄の内宮最寄り駅は五十鈴川駅(いすずがわ)ですが、内宮から 2km ほどあって歩くにはちょっと遠いです。それに駅周辺には何もなくて寂しいです(汗
バスかタクシーを使って、宇治山田駅まで移動することを勧めます。
宇治山田駅は近鉄の駅で、駅舎は昭和初期に建てられた印象的な外観を持っています。名建築と評価され、2001年には国の登録有形文化財に登録されています。鉄道ファンでなくても注目したいです。
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まとめ
東京方面から伊勢神宮へ行くためのアクセスについてまとめました。
鉄道と高速道路というインフラはあるのですが、現地についてからが混雑したりして思いの外、時間がかかる場合があります。時間に余裕を持って参拝にお越しください。
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