家族友人がうつ病になったら?接し方で気をつけることは?

うつ病の人に一番必要な事は、家族の温かいサポートです。

一人暮らしの人より、家族と同居している人の方がはるかに回復する時間は短くなります。

温かいサポートとは、過剰な反応をして「さぁ、何でも言って協力するわよ!」と言う事ではありません。

家族も一緒にどうすれば病気が回復に向くのか考え、見守る事が大事なのです。

サッカーボールをみんなで持つ写真

普通の病気は回復が目に見えます。

しかし、うつ病は一進一退を繰り返します。焦ってしまうと本人のサインを見逃してしまい共倒れで家族もうつになってしまいかねません。

そのようにならない為に、うつ病の人とその家族はどう接したら良いのかを考えていきましょう。


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家族にうつ病の人がいるときに気をつけることは?

うつ病の人は、孤独感や疎外感があり、「自分なんか家族に迷惑ばかりかけて、いない方がいいんだ」「自分一人が孤独」と思っています。

そんな気が無くても、些細な行動や言葉で傷ついてしまいます。常に病気の人と接している家族は、味方であり逆に傷つけやすいと言えます。

では、年代別に家族がどう対応すればいいか紹介します。

子供がうつ病の場合

子供がうつになるのは、受験・いじめによる不登校・親の離婚や死・友達がいない・友人の転校などのストレスからくるものが多いと考えられます。

子供のうつ病は、自分でも病気がのみこめずイライラして泣き叫んだり暴力的になったりします。

子供のうつ

それ以前には、食欲が無かったり何となくふさぎ込んだりなどのサインがあると思いますので日頃から子供の行動や言葉に注意しましょう。

相手が子供でも、うつ病の人との接し方は基本的には同じですが、親は子供相手だと威圧的になる傾向があります。一度信頼関係が崩れると回復に時間がかかってしまいます。うつ病を治すのには時間がかかると、腹を据えてかかりましょう。

では、具体的にどうすればいいか・・

  • ゆっくり休ませる。
  • 明るい家庭の雰囲気作りをする。(家族は味方だと感じてもらう)
  • 無理強いはいけません。「頑張れば出来るわよ!」はダメです。
  • 子供の言葉を否定しない。
  • 背中などに手を添えて、じっくり話を聞いてあげる。
    (子供は、親に触れられると安堵感がうまれます)
    話したくないようなら。無理に聞き出さない。
  • カウセリングをうけさせる。
  • 身近な目標を一緒に探す。
    (状態が落ち着いて来たら、小さな目標を立て、出来たら途中までならを付ける。△や×はつけない。

夫婦の場合

夫婦のどちらかがうつ病になった場合、最悪離婚に至るケースも少なくありません。そこまでいかなくてもパートナーが発症した事で気付かれと重圧でノイローゼや共にうつ病を発症する結果が想像されます。

特に夫が発病した場合は、精神的なダメージと共に金銭的にも追い込まれる事が多いからだと思います。まして子供がいる場合は、子供への悪影響まで考えてしまうでしょう。

本人も、「自分が家庭を破滅させる自責の念」や「職場への影響」から最悪な事ばかり考えてしまいがちです。

基本的にはうつ病の人への接し方は子供も大人も同じですので、違う所を書いていきます。

パートナーに接する態度とは・・・。

  • 「あなたがいるから私も幸せよ」と必要性を強調する。
  • 愚痴を言わない。
  • 病気になった原因追及はしない。
  • 相手の態度や言動を深刻にとらえない。(感情的にならない。)
  • 会話が成立しない場合は、距離を置く。家族への重圧から解放する。
  • 自分の事を二の次にしない。相手を思うあまり自分を犠牲にすると「なんで私ばかりが・・」となってしまいます。
  • 退職や離婚などの大きな決断は後回しにする。
  • 病院を受診する時はなるべく付き添う。

家族のイラスト

親の場合

親の場合は、「なぜ、私が犠牲にならなくてはいけないの」とつい子供としては言いたくなりますが、病気の親を放置する事も出来ず犠牲感だけを抱えがちですが、兄弟がいるなら負担を分け合い、一人で介護する場合も適当に距離を保って自分の時間を確保しましょう。

自分を犠牲にしてはいけません。不安があるのなら早めに自分もカウセリングを受けましょう。

  • 散歩が出来るようなら、近所に連れ出す。
  • 自分も親も引きこもらない。
  • 花いじりが好きな人なら、一緒にお庭造りをする。
  • 友人とおしゃべりやショッピングなどでストレスを発散する。
  • 介護施設を利用する。
  • 「きっと元気になるよ」「今まで頑張ってくれてありがとう」「もうゆっくりしていいのよ」など不安を和らげる声掛けをする。

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友人にうつ病の人がいるときに気をつけることは?

友人は、あなたにうつ病だと告白するのに随分と悩んだと思います。

だからと言って、自分が背負いきれないのなら、冷たいようですが距離を置いた方がいいと私は思います。

無理にあなたが合わせて、後になって突っぱねるとかえって友人が傷つく事になります。うつ病は難しい病気です。同情だけではどうする事も出来ません。

それでも覚悟を持って一緒に克服しようと思うのなら、次のような事に気を付けましょう。

  • 普段と変わらない態度をとる。
  • 話を聞いてあげる。
    分析やアドバイスは不要です。うなずいて聞いてあげればいいのです。
  • 気分転換を薦めない。
  • 適度な距離を取る。
    うつ病の人は、気分をコントロールできません。時間に関係なく電話やメールがくるかも知れません。相手のペースにはまらない。
  • 自分の生活を優先する。
  • 約束が破られても、相手を責めない。

【関連記事】

うつ病の人への接し方とは?病気を正しく理解しよう

まとめ

身近な人が「うつ病」になったら心配するのは当然ですが、気を付けないといけない事は、共感してしまって一緒に倒れてしまう事です。

人は、誰かに誠意を見せたら無意識に見返りを期待するのです。

ですから、「私はあなたをこんなに心配しているのに一向に治らないじゃない!いつまでこれが続くの?」と攻めたくなります。

本人は自分をコントロール出来なくなっているので、優しくされたら相手に全面的に依存したくなります。

確かに、うつ病の人にはタブーな態度や言動はありますが、自分が抱え込めるだけの荷物を一緒に背負ってあげましょう。

それがダメなら、最初から距離を置くべきだと思います。

うつ病の人も家族も友人も、人の事より自分を大事にしてくださいね。


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