サウナに水風呂は危険?注意すべき点はココ!

健康づくりと病気予防

スーパー銭湯や温泉旅館にあるサウナに入ったことはありますか?

サウナ慣れしている方は、サウナ専用の浴場にいくこともあると思います。

サウナ

管理人も旅行先の旅館やスーパー銭湯(温泉)でサウナに入ったことがあります。

しかし、サウナにどう入れば効果的なのか知らずに、ただあの熱い部屋に入って汗がどんどん出てくるのを見て、それなりの達成感を感じて出てくる……といった入り方しかしていませんでした。

 

調べてみると、サウナと水風呂を交互に入るのが効果的で、水風呂に入らずしてサウナを語るべからず、といった話もあるようです。

でも一方で、水風呂に入ったらめまいや動悸がして体調不良になったという話も聞かれます。

健康のためのサウナで体調不良になったら元も子もありません。サウナと水風呂について調べてみましたので、どうごご覧下さい。


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水風呂のメリットとリスク

サウナ好きの人に言わせると、サウナ室で熱くなった身体を水風呂でクールダウンするのが最高に気持ちいいそうです。確かに、温めて冷やすことで温冷浴の効果が発揮され、全身の血行が活発になります。

 

ただそれはリスクでもあるんですね。

血液の流れがよくなることは循環器系に負担をかけます心臓疾患のある方は要注意です。いきなり水風呂にドボンは心臓麻痺のリスクさえあると言います。不整脈のある方も注意した方がいいかもしれませんね。

水風呂は危険と警告する医師もいるそうですよ。

 

リスクが心配な方は水風呂はやめて、シャワーで水をかけるくらいにしておくのがいいでしょう。それか、露天風呂があれば、外気に身体を当てればよいのではないでしょうか?

露天風呂ネコ

 

循環器系にとくに問題がなくても、長時間の水風呂でめまいが起こって倒れることもあるようで、ほどほどにしておきましょう。

 

効果的なサウナの入り方

水風呂のメリットとリスクを知ったのを踏まえて、効果的なサウナの入り方について調べてみました。

 

1. 食事のすぐあとは避ける

食事の直後は消化するために血液が胃に集中します。サウナに入ると血行がよくなって血液が分散してしまい、胃に必要な血液が回らなくなります。結果、気分が悪くなったりするケースがありますので、食事の直後は避けます。

 

2. 入る前に水分を取る

サウナでは大量に発汗します。発汗分の水分を補うために、入浴前に水分(スポーツドリンクのほうがベター)を十分に取っておきます

 

3. サウナに入る前に湯船に浸かる

身体を温めるためです。

 

4. 身体と髪を洗っておく

洗っておかないとサウナの発汗で体臭が臭うことがあります。自分の体臭はあまり気付かないらしいのでご注意!

 

5. 体調を見ながら5~15分ほどサウナに入る

サウナ室は段々になっていると思いますが、上の方が熱いです。自分の体調を見ながら5~15分ほど入ります。決めた時間だけ粘るといった無理はしないように。

あと、バスタオルを下に敷いて、そこに座ります。自分の汗を吸収させるためです。

 

6. 外気でクールダウンする

外の風にしばらく当たって、身体をクールダウンさせます。

 

7. シャワーもしくは水風呂に入る

先に書きましたように、いきなり水風呂にドボンは厳禁! これは危険です。心臓から遠い足先から順に水をかけていきます。水風呂が冷たくて気持ちいいと言いますが、30秒~1分程度で出るようにします。

循環器系、特に心臓疾患、不整脈のある方、水風呂は避けた方が無難です。シャワーを掛けるだけにしておくか、6.の外気でクールダウンするだけにしておきます。

 

8. 5から7を3回ほど繰り返す

サウナから出たら発汗した分、水分を取ります。

 

サウナの効果とは?

メリットとリスクを知った上で、サウナの効果を調べてみるとこれだけありました。

  • 発汗効果
  • 新陳代謝の活性化
  • 血行改善
  • デトックス
  • 冷え性の改善
  • 疲労回復
    …など

 

サウナ室で汗がドンドン出てくるのを見ると、「いま毛穴や皮脂腺から汗や毒素が出ているのかなぁ」なんて思ったりします。

 

一部では、サウナはダイエットに効果あり、という感想も聞かれますが、それは正しくないと言われています。

大量に発汗するのでその分体重が減ったように見えますが、減ったのは水分なので、水分補給したら元に戻ってしまいます。

「元に戻したくないから」と言って水分を取らないのは危険なのでやめましょう。ただし、新陳代謝が活性化することで、結果的にダイエットがうまくいったという見方を否定するものではありません。

 

なぜサウナは熱くても耐えられるのか?

サウナって、だいたい90℃くらいですよね? 真夏に35℃を超えたら熱中症注意と言われるのに、それより遥かに高温のサウナでなぜ耐えられるのでしょうか?

 

もちろんサウナは短時間というのもありますが、大きな違いは水と空気の熱伝導率の違いです。水は空気より25倍も熱を伝えやすく、高温多湿の環境では暑さを感じやすいです。サウナは高温ですが乾燥しているので、熱が伝わりにくいです

それと、発汗した汗が気化熱となって皮膚の熱を奪います。だからサウナは90℃という熱さでも耐えられます。

 

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まとめ

水風呂のメリットとリスク、そしてサウナの入り方について調べました。

サウナはうまく利用すれば、新陳代謝の活性化、デトックス、疲労回復、冷え性の改善などのさまざまな効果があります。

 

水風呂は、次の注意点を踏まえて入るかどうかを判断しましょう。

  • いきなりドボンは厳禁!
  • 心臓から遠い足先から水をかけてから入る。
  • 長く入らない。30秒~1分程度で出る。
  • 循環器系、とくに心臓疾患のある方は避ける。

 

サウナと水風呂は血行を活発にしますが、循環器系への負担をかけますので、自分の体調を見て判断しましょう。シャワーのみとか、外気に当たってクールダウンで済ますのも手です。


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