冷麺と冷やし中華の違いは?ルーツは盛岡、韓国、大阪?

食べ物

25℃を超える日が続くと、すっかり季節は初夏ですね。

暑い季節の昼ご飯といえば、先日はそうめんを紹介しました。

関連記事 ⇒ そうめんはカロリーが高い?ダイエット向きのレシピとは?

 

同じように夏の麺類としておなじみなのは、冷麺と冷やし中華ですね。

名前は似ているようで、見た目は全然違うこれらの麺料理、冷麺と冷やし中華って、何がどうちがうんでしょうか?

調べてみましたので、ご覧ください。


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冷麺は朝鮮半島発を日本でアレンジ

盛岡冷麺に代表される、焼肉屋などで出てくる冷麺。

金属製の器に入っていて、コシがあって噛み切りにくく伸びる麺、ゆで卵やキムチ、果物類も入っていたりします。

 

発祥の地は北朝鮮の平壌といわれています。盛岡で有名になったのは、盛岡で戦後、在日朝鮮人の青木輝人氏(日本名)が店で出したのが始まりだそうです。

ただし、盛岡冷麺は平壌ではなく、青木氏の故郷である咸興(かんこう)の冷麺がルーツだそうです。

 

平壌(咸興)式では、麺の主原料はそば粉ですが、灰色でおいしそうに見えなかったため、ジャガイモのデンプンを主原料にした白い透明感のある麺に作り替えました。

最初に盛岡で作ったのは日本人ではないですが、盛岡で生まれ、日本人の味覚に合うように改良されていったわけですから、見出しに「日本でアレンジ」と書いてもはずしてはいないと思います。

 

冷やし中華は日本発の麺類

冷やし中華はラーメンや焼きそばに使う中華麺を冷やして、その上にキュウリやもやし、トマトといった野菜、ハムとかチャーシュー、錦糸卵、紅ショウガなどを載せた見た目にカラフルな麺料理ですね。

汁は醤油だれとゴマだれが好まれていると思います。

練りからしを絡めて食べたり、東海地方ではマヨネーズで食べることもあるとか。

 

「中華」と名前に付いていますが、れっきとした日本発の料理で、昭和初期には今の形になっていたそうです。

大阪では冷やし中華のことを「冷麺」と言って、この次に書く冷麺のことを「韓国式冷麺」と言うそうです。

北海道では冷やしラーメンとも言うとか(^^ゞ

 

気になるカロリーは?

家庭で冷やし中華や冷麺を作る場合、カロリーはだいたい 500kcal 前後に収まることが多いようです。(外食はもう少し高め)

上に載せる具材によって変化しますし、意外と忘れがちなのがタレ。

タレには脂分が入っているので、少量でも高カロリーになります。タレを全部飲むのはやめましょう。(とくにゴマだれは高カロリー)

 

ちなみに、バーミヤンの「八宝の冷し中華」のカロリーは醤油だれ 624kcal、ゴマだれ 726kcalです。

筆者はゴマだれの方が好きなのですが、これを見るとゴマだれの方が100kcal も高カロリーですね(゚Д゚)

外食で冷やし中華を頼むときは注意しないと(笑


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