暑い季節、自宅でそうめんを食べる機会が多くなるのではないでしょうか。
最近では小型の「流しそうめん」が出来る機械が数千円で販売されていますよね。やっぱり普通に食べるより、動きがあった方が涼しげで楽しめます。
流しそうめんといえば、皆さん本格的な流しそうめんをした事がありますか?
竹を使って行う流しそうめんですが、「竹をどうやって加工すればいいのか」知らない人も多いと思います。
今回はそんな「流しそうめん」についてまとめてみました。
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そうめんを流す竹の作り方
まずはそうめんを流す台となる、竹を作りましょう。
竹はホームセンターで販売しています。
直径10~15センチ程、長さは1.5メートル以上あった方が雰囲気が出ます。竹の長さは、流しそうめんをするお庭に合わせて準備して下さいね。長いと運ぶのが大変になるので、2メートルを超えた場合は数本の竹を組み合わせて使う事をおすすめします。
ちなみに山道などで生えている竹を自分で伐採する場合、その土地の所有者さんから伐採許可が必要です。勝手に伐採すると犯罪になるので、知り合いの土地に竹が生えている…という事がない限り、購入した方が無難ですね。
竹を入手したら、次は竹を割ります。「ナタ」と「金槌」を準備して下さい。
- 竹の中心にナタを置く
- 金槌でナタを叩きながら竹を割っていく
ある程度竹に切れ目が入れば、途中からスパッと簡単に割れていきます。
文章ではわかりにくいかもしれないので、実際に竹を割る工程が確認出来る動画があるので、そちらを参考にしてみてください。
<流しそうめん用の竹の割り方>
続いて、割った竹を加工してから洗います。
竹には節があるので、金槌で節の部分を叩いて取り除きます。細かい部分はノミなどで削り取って下さいね。
竹を割った断面も、小さい子供が安心して食べられるようにヤスリ等で削って少し丸めましょう。竹にささくれが残ってしまうと、それが手に刺さってしまう事があるので注意してくださいね。
加工が終わったら食器洗い用洗剤できれいに洗って、天日で半日ほど乾燥させて下さいね。
通販で買える流しそうめんグッズ
ホームセンター以外で買える、役立つアイテムをいくつかご紹介します。
これがあれば設置するだけで流しそうめんが出来てしまいますね。組み立ても簡単なので、お子さんと楽しみながら設置してみてはいかがですか?
金額は少し高いですが、繰り返し使用するなら本物の竹より保管しやすいと思います。
流しそうめん用 竹水路(3m)
本物の竹で、節などをとる加工までしてくれています。自分で割るのが不安な方は、加工済の竹をご利用下さい。
流しそうめん用 竹脚(割竹)
流しそうめんをするには、竹を支える竹脚が必要ですよね。しっかりと固定出来て安心です。
竹以外で作るときの代替品は?
竹が手に入らなかった時は、他の物で代用できます。
ホームセンターで販売されている「雨どい」や、プラスチックで出来た竹などで代用可能です。
はじめから半分に割られた竹も販売しているので、竹を割る作業が大変…と思った方は、割った竹と似た形の物で代用して下さい。
ペットボトルや水に強い牛乳パックを加工しても流しそうめん台が作れます。アイデア次第でいろいろなものを使えそうですね。
使用する物は食器洗い用洗剤できれいに洗ってから使用してください。
ゆでるそうめんの量はどれくらい?
流しそうめんをする際、どのくらいそうめんを茹でたらいいのでしょうか。
一般的に販売されているそうめんは1束50gが多いと思いますので、女性は2束、男性は3束、子供は1束~2束を目安にしたら良いと思います。
余った方が足りなくなるよりいいので、計算したより2束余分に茹でておくと安心ですね。
おつゆは食べている最中に水で薄くなってしまう事も考慮して、一人当たり500ccくらい使用すると思って準備しておくと良いと思います。
子供が途中でこぼしてしまったりする事もあるので、こちらも少し多めに計算しておきましょうね。
ネギやわさびという定番の薬味の他に、そうめんに合う梅干し、ごま、生姜なども準備しておくと味を変えて楽しめるのでおすすめです。
他には茹でる麺を少し減らして、おにぎりやから揚げなどを準備しても喜ばれると思います。
まとめ
流しそうめんの作り方をまとめてみました。
- 竹はナタと金槌を使えば、比較的簡単にきれいに割れる
- 割った後は節を取ったり、断面にささくれがないよう削って加工する
- 竹が準備出来なくても、いろいろな物で代用可能
- 準備するそうめんやつゆは、少し多めに準備する
いかがでしたか?
普通のそうめんに比べると手間はかかりますが、お子さんと一緒に楽しみながら準備すれば楽しい思い出が作れそうですよね。
夏は外でバーベキューもいいですが、涼しく感じられる流しそうめんも風流でいいですよ。
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