職場に出勤して、仕事に取りかかる前に一杯のコーヒーを飲む習慣のある人って、結構いますよね。朝の眠気覚ましも兼ねて(^_^;
または、ちょっと時間が空いてしまったときに、近くに喫茶店があれば入って、コーヒーを飲みながら予定までの時間を潰すなんてこともよくやります。
子供の頃は夜にコーヒーを飲むと、「寝られなくなるぞ」と親から言われたりもしました。それで寝られなくなって困るわけですが、日常でコーヒーを飲む機会が増えるにつれ、大人の階段を昇っていく気がしました。
さて、喫茶店に行くといろんな種類のコーヒーがメニューに並んでいますよね?
具体的な豆の産地がついたコーヒーと違って、わかったようでわからないのが、アメリカンとブレンドではないかと思います。管理人はよくわかっていませんでした。アメリカンは量が多くて薄いコーヒー、ブレンドはどこの店にもある安いコーヒー???
……こんなしょぼい知識ではコーヒーに対して申し訳ない気がしますので、この際ですから調べてみました。どうぞお付き合いください。
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アメリカンコーヒーとは?
アメリカンコーヒーとは、コーヒー豆を浅めに焙煎して淹れたものです。
コーヒーの焙煎とは、コーヒー豆を乾煎りすることです。焙煎のことをローストとも言います。コーヒーの生豆は味も香ばしさもなく、焙煎することで風味がつきます。コーヒー豆を浅く煎ると酸味が強くなり、深く煎ると苦みが強くなります。
焙煎の程度によって、浅煎り、中煎り、深煎りと分かれます。
アメリカンという名称は日本でつけられたもので、アメリカ人が薄めのコーヒーを飲んでいるのを見てそう名付けたと言われます。サッパリ飲めるようにつくられたので、結果的に薄い感じのコーヒーになったといえます。
決して、ブレンドをお湯で薄めたものではありません(・ω・)
ブレンドコーヒーとは?
では、ブレンドコーヒーとは何でしょうか?
これは文字通り「ブレンド」の意味に従っています。つまり、いろんなコーヒー豆を混ぜて淹れたコーヒーです。一方、コーヒー豆を混ぜないで淹れたコーヒーを「ストレート」と言います。キリマンジャロ、モカ、ブルーマウンテンと言われるコーヒーですね。
ブレンドは数種類の豆を混ぜてコーヒーを淹れ、店独自の味を作ります。
ブレンドはなぜ安い?
「ブレンド」についてどんなイメージを持っていますか?
管理人は上にも書いたように、安いコーヒーというイメージを持っていました。時間つぶしで喫茶店に入ったとき、安く済ませたいならとりあえず「ブレンド」と言っておけば、その金額で喫茶店の座席を使って本を読んだりパソコンをいじったりできます(笑
安いんだったら、「ブレンドは原価が一番安いんだろうか?」なんて思ってしまいます。安いと言うことは、コーヒーのレベルが一番低いのでしょうか?
実は、この答えはノーです。
ブレンドを安く設定する理由は、客からの注文を集中させる狙いがあります。管理人のように「とりあえずブレンド」という客が他にも多ければ、ブレンド用のコーヒーを多めに準備することになります。注文が集中すれば店側の手間も減ります。さらに、ブレンド用のコーヒー豆を大量に仕入れることで仕入れコストも減らせます。
逆に、メニューにブレンドのない喫茶店なら、個々のコーヒーを出す手間を惜しまない店といえるでしょう。
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まとめ
アメリカンコーヒーとブレンドコーヒーの違いについて調べました。
アメリカンは確かに薄めのコーヒーかもしれませんが、それはコーヒー豆の焙煎の仕方が違うから薄めで酸味の強い味になっています。
一方のブレンドは複数のコーヒー豆を混ぜて、店独自の味に仕立てたものです。値段が安いのはレベルの低さではなくて、お店側の都合でそうなっています。
これで、皆さんが喫茶店でアメリカンかブレンドを頼むとき、「違いのわかる男(女)」になっていれば幸いです( ^o^)ノ
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