インスタントコーヒーの美味しい入れ方!一手間かける違い!

食べ物

コーヒーは好きですか? または、コーヒーをよく飲みますか?

管理人は職場でよく飲みます。仕事の打合せだったり、友人と取り留めもない話をするときなんかに、よく喫茶店に入ってコーヒーをオーダーします。

店で飲むコーヒーはドリップしたものでしょうけど、職場で飲むコーヒーはインスタントです。デスクの上には自分用のネスカフェゴールドブレンドが置いてあります(笑

「違いのわかる男の…」という CM コピーが有名ですよね。

 

 

しかし、この「違いのわかる」コーヒーの味を引き出した状態で飲めているのだろうか、と思うことはありませんか?

「所詮、インスタントだからこんなもん。ドリップして入れたコーヒーには及ばない」と思っているかもしれません。それはもったいない話! 記事ではインスタントコーヒーの味を引き出す入れ方を調べてみましたので、どうぞお付き合いください。


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美味しいインスタントコーヒーあれこれ

インスタントコーヒーの味を決めているものを挙げてみると、こんなのがあると思います。

  • コーヒーの銘柄
  • コーヒーの粉の量
  • カップ
  • お湯の量と温度
  • お湯の注ぎ方

では、順番に見ていきましょう。

 

コーヒーの銘柄

これは実にたくさんあります。メーカーで括っても、ネスレ、UCC、味の素、……とあり、同じメーカーでも数多くの商品を出しています。

管理人はネスカフェゴールドブレンドですが、ここはみなさんの好きな銘柄でよいと思います。

 

コーヒーの粉の量

これは 2gと言われています。2g と言われてもいちいち重さを量るわけではないから、わからないですよね。だいたいティースプーン山盛り1杯が目安となります。

 

では、ティースプーン1杯ってどれくらい?

ティースプーンとは料理の計量の単位で、日本で言うところの小さじ1杯(約5ml)です。ですから、小さじ山盛り1杯と考えてよいでしょう。

 

水は大事です。浄水器を通した水かミネラルウォーターを使いたいです。ミネラルウォーターはミネラル分の低い軟水がおすすめです。

水道水を使うときは、沸騰しても5分ほど弱火で沸かし続けます。これは沸騰させることで、消毒成分のカルキを飛ばす(蒸発させる)ためです。

 

カップ

カフェでコーヒーを飲むと、カップもあったかいです。美味しいビールはジョッキもキンキンに冷やしてあるのと同じです。

お湯が十分あるなら、コーヒーの粉を入れずにお湯をカップに入れて温めます。100mlほどの水を入れて、電子レンジで 30秒ほど加熱してもよいです。水分はコーヒーの粉を入れる前に拭き取っておきます。

 

お湯の量と温度

お湯の量はコーヒーの粉の量と関係して、味(濃さ)を決めます。上で紹介したコーヒーの粉 2g に対して、140ml が適量とされます。

そう言われても、いちいちお湯の量をみるのは面倒くさいと思うかもしれません。もし、同じカップを毎回使うのであれば、料理用の計量カップで水を計って入れ、カップの縁からどれくらいの位置に水面がくるかを覚えておくことです。

「だいたい上から2センチくらい」という程度で十分です。ヤカンやポットから注ぐときに、その目安位置までお湯を入れればいいわけです。

 

次にお湯の温度ですが、コーヒーには 90℃くらいがよいとされます。沸騰した熱々のお湯では渋みが出てしまって美味しくありません。

この 90℃の計り方ですが、ポットに温度設定機能があれば 90℃にセットすればいいです。ヤカンの場合は沸騰したら火を消して 1~2分そのままにして、ちょっとだけ冷まします。水道水のカルキを飛ばす場合は、弱火で 5分ほど沸かし続けた後、火を消して 1~2分そのままにします。

 

お湯の注ぎ方

さっきまでは前座でした。真打ちはココです

ここまで準備して、あとはカップにコーヒーの粉を入れてお湯を注ぐ

 

 

……ちょっと待ったァ!!

 

ここで一手間かけましょう。

お湯を注ぐのではなくて、小さじ半分か1杯くらいの水をカップに入れて、コーヒーの粉をかき混ぜます。かき混ぜると言うより、練るという感覚です。

コーヒーを練る

コーヒーの粉を練っている動画がありました。

 

練ることでコーヒーの粉に含まれる気泡が出ます。コーヒー豆にはデンプンを含んでいて、混ぜ方が不十分だと小麦粉と同じようにダマになります。

コーヒー

(写真では香りまで伝わらないのが残念です(^_^; )

 

結局、練ることでコーヒーの粉をよく溶かすことができます。よく溶けると風味が豊かになります。

 

また、こんな方法もあります。

ヤカンやポットではなく、小さな鍋に 1杯分のお湯を沸かして、沸騰する直前にコーヒーの粉を入れます。そして一瞬だけ煮立てて火を止めます。これもよく溶かすための方法といえます。

 

香りまで伝わらない、とは言ったが…

先ほど紹介した写真の下に、「香りまで伝わらない」と書きましたが、これじゃ物足りないですよね?

コーヒーを少しの水で練るということは、すごく濃いコーヒーを作っていることになります。まして、よく溶けるようにかき回して練っているのですから、香りがしないわけありません。

 

管理人はカフェでもアメリカンを注文することが多く、サッパリした味のコーヒーを好みます。それで、インスタントも薄めで作ることが多かったのです。だから、美味しいインスタントコーヒーの条件として挙げた 2g の粉より、ふだんはだいぶ少なめでした。

それで、標準的な量…といってもふだんよりは多いのですが、コーヒーの粉 2g を入れて練ったら、香りと味がこれまでと全然違っていました。まぁ、いままでが薄かったのですが、店で飲むコーヒーの味に近づいたかな、と思います(^^ゞ

 

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砂糖やミルクはいつ入れる?

カフェでは砂糖は後からですから、インスタントコーヒーでも後から入れればよいです。

クリープの類いを入れるのなら、粉ものをよく溶かすためにコーヒーと同様、コーヒーと一緒に入れて少しの水で練ります。ダマにならず、よく溶けるようになります。

液体のミルクは必ず後からです。熱いコーヒーを一気に注ぐことで、ミルクに含まれるタンパク質がコーヒーの酸によって固まってしまいます。後から入れることでコーヒーの温度を適度に下げる働きもあります。

 

まとめ

インスタントコーヒーの美味しい入れ方について調べました。

  • お湯を入れる前に少しの水でコーヒーの粉を練る
  • コーヒーの量、お湯の量は正しく入れる
  • お湯の温度は 90℃
  • できればミネラルウォーターで

 

コーヒーの粉を練るのがミソですね。管理人もやってみましたが、練っているとコーヒーの風味が香るようになります。ものは試しで一手間掛けてみましょう。


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